ようやく買ってきた

トシヨロイヅカコラボのミスドピンクドーナツドーナツ


なんと。


机に置いておいたら

一個なくなっていたガーン



しかも無くなっているのは
食べたかったマロンのほう。
食べたのは息子でした。
油断した不安また買いに行かなきゃです泣

波波波

さて、タイトルについてです。

時代小説においては特別な場合をのぞき
司馬遼太郎一択だった私なのですが、

江戸時代の町人生活
食文化を描く時代小説、
高田郁 著
「みをつくし料理帖」シリーズは
見事にそれを覆してくれました。

しかし
今日の本は時代小説であっても
「みをつくし」シリーズではありません。

実は初読みの作家さんなんです照れ
それは
西條奈加さん。

本当は彼女の直木賞受賞作
「心淋し川」をついに
読んでみようかなと思ったのですが、

もー、私はいつからこんなに
食いしんぼうな女に
なってしまったのでしょう。
本を選ぶときのキーワードが今は
“食べ物”
“美味しそうなもの”
なんですよニヤニヤ

「心淋し川」には
そういったものが
何一つ出てこなさそうなので
やめてしまいまして笑ううさぎ

それで同じく西條奈加さんで
他の本の検索を進めると、

あんこのたっぷり詰まった大判焼きが表紙の
こちらが目に止まりまして、
早速手に入れ読んでみたのが、

「まるまるの毬」






時は江戸、12代将軍家慶の時代。
江戸の麹町にある小さな和菓子屋
「南星屋」が舞台です。

登場人物は
武家出身の菓子職人・治兵衛、
出戻り娘のお永、
孫娘のお君、
以上3人が主で
つまりは親子三代で
和菓子屋を営んでいるわけです。

麹町とか神楽坂とか上野界隈など、
たまにぶらぶら散歩をしている
お馴染みの場所が
時代を超えた形で登場するのが嬉しいし、
興味深い♡

しかも、
江戸の雰囲気がたっぷり楽しめて
甘く美味しそうな和菓子もたくさん登場。
お話としては
あるひとつの和菓子を題材に
様々な出来事、事件などが
繰り広げられて行く形です。

中でも
平戸藩松浦家において
「門外不出とされるお留菓子」で、
庶民が決して口には出来ない幻のお菓子
だったという
カスドースというお菓子が
今回気になりましたニコニコ

平戸藩といえば現代の長崎県ですよね。
平戸藩門外不出なのに
その秘伝カスドースが江戸で出回っている、
ということで騒然となるお話が
あるんです。

カステラよりもしっとりとしていて
甘みも強く
蜜と砂糖をまぶしたお菓子。

ネット検索したらありました
いやん、
お抹茶や濃い珈琲に合いそうだわラブ



長崎県平戸の郷土菓子となっていました。
名前は似ていますがカステラとは
全く違うものなんですね。


江戸時代とは違い現代は、

全国の皆様に

楽天などでお求めいただけるようで

良き時代になったものです照れ


登場人物の秘密や抱えている問題などもあり、

なかなか個性豊か、魅力的な彼らです。

特に孫娘のお君ちゃんは

気丈で賢い良い娘。

そんな娘にも色々あって

一緒に泣いてしまったり…


続編がありそうだなぁと思って検索したら、
やっぱりありました照れ

南星屋シリーズとして
他に2冊発売されていましたびっくりマーク

↓↓↓



よーし、まだたった3巻しか出てないし
これ一気に読んじゃおうかな。

そして次からは、
最近刊が発売されるのを
ワクワクしながら待つってことを、
したいな〜照れ