おはようございます

fujikoです花

 

昨日はなんだか気温の変化についていけなくて

ダルくてダルくて

一日中ベッドでゴロゴロしていましたふとん1ふとん3

 

キラキラキラキラキラキラ

 

さてさて前々回のブログ、

「上野に行って来ました!」からの

続きを書きたいと思いますニコニコ

 

 

東京都美術館にて開催中の

「スコットランド国立美術館

美の巨匠たち」を観るため、

上野に行って参りましたびっくりマーク

 

 

 

平日でしたので

会場に向かう人たちはチラホラ程度。

ラッキー星と思いましたウインク

 

image

 

今回来日した作品を所蔵している

スコットランド国立美術館なんですが、

 

上質で幅広い、

世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有する

世界最高峰の美術館のひとつだそうです。

 

スコットランド国立美術館 wikiよりお借りしました

 

 

今回その至宝の中から、

ラファエロ、ベラスケス、エル・グレコ、モネなど

ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画が

約90点来日しているそう。

 

他にも私が興味があったのは

美術館ご当地である

スコットランド出身の画家作品や、

 

首都エディンバラにある

エディンバラ城の絵画なども

楽しみにしていましたキラキラ

 

 

では、見て行きたいと思いますウインク

 

image

 

 

まず始めに展示されていたのは

プロローグとして

スコットランド国立美術館の歴史の紹介や、

早速に、

エディンバラ城の水彩画など。

 

フランシス・タウン

「エディンバラ城とカールトン・ヒル」

 

 

1811年の作品で、

カンヴァスでも油彩でもありません。

私にとってはそれは珍しい、

紙に描いた水彩画。

 

北の大地にて

キャッスルロックの上にそびえ立つお城は、

この寂寥感が逆にカッコよく、

とても素敵に見えましたおねがい

 

 

 

そしていよいよ

14世紀から16世紀、

ルネサンス時代のスタートです。

 

アンドレア・デル・ヴェロッキオ

「幼児キリストを礼拝する聖母」

 

image

 

ルネサンス期に描かれるキリストは、

例え赤ちゃんであっても

高貴なお方なので

人間らしく描いてはいけない

という暗黙の了解があったため、

大人顔だったり(変顔にも見えたりする・・)、

微妙なお顔立ちの作品が多いとのことですが、

 

この赤ちゃんキリストは

まあまあ可愛いんじゃないでしょうか~口笛

 

 

次に、

なんだかただならぬ雰囲気を

周囲に醸し出していたのはこちら、

 

エル・グレコ

「祝福するキリスト」

 

image

 

作品にもキリストの頭のあたりに

光があるように見えますが、

美術展会場において絵画からも

オーラが全開しているように見えましたキョロキョロ

それは絵がキリストだから?

作者がエル・グレコだから?

どちらなんでしょうねキョロキョロ

 

 

続いて17世紀に入り、

バロック期絵画の展示です。

 

均衡のとれた優美さが特徴の

ルネサンス作品とは違い、

バロックは意図的にバランスを崩した

動的でダイナミック、

明暗をはっきりさせたような(明暗対比)

ドラマティックともいえるべき表現を

得意とした美術様式。

 

代表的な画家に

カラヴァッジョ、レンブラント、

フェルメール、ルーベンス、

ベラスケスなどがあげられます。

 

最近私は、

このバロック期の作品が結構好きでして、

 

この日は特に

美術展カタログの表紙にもなっている、

 

ディエゴ・ベラスケス

「卵を料理する老婆」を楽しみにしていました。

 

 

こちら、なんとベラスケスが

18歳の時に描いた作品なんですキラキラ

18歳といえばうちの息子と同じ歳。

そんな若い男の子が、

老婆の表情やら皮膚やらを

こんな風に描けるんですね目

ほんと、そこ、ビックリですびっくりマーク

 

他にも、

今回の展覧会において目玉のひとつ

 

レンブラント・ファン・レイン

「ベッドの中の女性」

 

image

 

意味深な作品なんですよ~キョロキョロ

 

 

 

 

あとね、

 

私がもう、

ずー---っと観ていたくて、

惹きつけられて愛してやまなかった作品が、

 

こちらなんですハート

 

 

↓↓↓

 

 

 

ペーテル・パウル・ルーベンス

聖アンブロジウスの「頭部習作」

 

image

 

え?

fujikoさんってば、

こんなお爺さんをずっと観ていたかったの???

と、驚かれる方も多いかもしれませんねてへぺろ

 

でもね、

こんな柔らかでふわっふわのお髭と髪の毛、

そして力強さと優しさのある表情と

高貴なニュアンス。

さすがバロック!

これほどにずっと観ていたくなるお爺ちゃん、

いないですよ~ラブラブラブラブ

 

次の作品に歩みを進めても

また引き返して観てしまうハート

私、まさか

このお爺さんに恋してしまったんですかねぇ恋の矢

 

行ったり来たりを何度も繰り返していたので

美術館員の方には私、

不審人物に見えちゃってたかもしれませんね。

でもある意味、

納得もされていたんじゃないかな?

だってこれ、

ルーベンスの作品なんですもんね照れ

 

 

続きまして18世紀に入り、

ロココの登場です。

 

フランソワ・ブーシェ

「田園の情景」シリーズ3作

 

 

ロココ時代を代表する画家のブーシェ。

先日訪れたメトロポリタン美術館展にも

一作品ありましたが、

この方の描く”お顔”はとにかくカワイイラブ

この3つの作品にも

それはそれは愛らしい表情をした男女が

描かれていますキューン

 

あ、どこかに

ブサイクな猫ちゃんもいますよ~。

でもそのブサイクさがやっぱり 

”愛らしい” 猫ちゃんです。

 

ちなみに

メトロポリタン美術館展で来日中の

ブーシェ作「ヴィーナスの化粧」はこちら

↓↓↓

 

お顔をアップしちゃお目がハート

↓↓↓

 

 

ほんと、可愛いおねがい

淡い色合いも、ザ・ロココびっくりマーク

 

 

 

 

そしてラストは19世紀、

開拓者たち、と題されておりましたが、

ご当地スコットランドや

イギリス出身画家作品も多数、

そして印象派の方々も登場ですスター

 

 

まずはこちら

美術館のあるスコットランド出身の画家

 

フランシス・グラント

「アン・エミリー・ソフィア・グラント」

 

image

 

この曇り空がまさに雨の多いスコットランド?

いつも興味深く読ませていただいている

スコットランド在住のブロ友さんが

アップして下さっているお空と同じです照れ

 

あとこちらのモデルは

グラントの愛娘ちゃんなんですって目

しかも結婚直前の娘ちゃん。

音声ガイドから、

涙ぐましいエピソードが聴かれましたよ。

ちなみに今回のナビゲーターは

女優の天海祐希さん。

豪華です拍手

 

 

そして同じくスコットランドの画家

ウィリアム・ダイス

「荒野のダビデ」

 

image

 

宗教に主題をとりながらも

スコットランドの画家らしく

まさにスコットランドの

荒々しく力強い大地がともに描かれていて、

うまく表現できませんが、

羊もちゃんといるww

 

私、かなりお気に入りの作品です羊

 

 

 

お次はイギリス人肖像画家である

ヘンリー・レイバーン

「ウィリアム・クルーンズ少佐」

 

image

 

なんて、なんて

なんて艶やかな!

 

馬のおしり!!

ほぼ等身大のカンヴァスで

そりゃあもうバーンと圧巻。

真っ先に目に飛び込んできたのは馬のおしり。

本物の馬が目の前にいるみたいでした滝汗

 

タイトルは「クルーンズ少佐」?

いえいえ、馬にしてー--チューびっくりマーク

おしりにしてー---アセアセ

 

 

 

 

ほか、イギリスからは

有名なウィリアム・ターナー

彼に並ぶ風景画家、

ジョン・コンスタブルという人の作品も。

 

 

ジョン・コンスタブル

「デダムの谷」

 

image

 

 

あとは、

戯曲「マクベス」に詳しかったら

より楽しめただろうなぁと思うような作品も

ありましたにっこり

 

 

そして印象派からは

モネ、ゴーギャン、シスレー、スーラ、

モリゾ、ドガ、ルノアールなど

お馴染みの巨匠たちがずらり。

 

 

中でも

モネ「エプト川沿いのポプラ並木」

シンメトリーで素敵だったな。

 

image

 

風景画については

やはり印象派の風景が好き。

モネやシスレーあたりがいいな飛び出すハート

 

 

あと、今回意外だったのはスーラ。

スーラといえば点描画。

 

来日作品ではありませんが、

細かい点で描かれた、

こちらの作品が特に有名ですね。

↓↓↓

 

しかし、

今回の来日作品は

点描ではなかったの目

作品は地味だと思いましたが、

なんせ珍しかったので、

へぇ~目と、

見入ってしまいました。

 

 

そしてラスト、

エピローグの作品も

感動的なエピソードありでとても素敵でしたキラキラ

 

キラキラキラキラキラキラ

 

ということで、

10時に入館し、

充実した3時間弱を過ごさせていただきましたニコニコ

 

東京では7月3日まで開催。

その後、神戸、北九州と巡回するようです。

 

 

最後に、お土産はこちらブルー音符音符

まず娘に、

タータンチェックとスコッティドッグが

ご当地スコットランドっぽいクッキークッキー

 

 

 

自分へのお土産は、

気に入った絵のポストカード。

↓↓↓

 

 

あとね、やっぱりこの2人のオトコが

今回サイコーだったので、

2枚買って来ちゃいましたスター

↓↓↓

 

 

でね、

お土産のクッキーを娘といただきながら、

この男たちについて娘に熱く語っていたら、

 

黙ってそれを聞いていた娘が

ついに口を開いてね、

 

”そのカードは一枚いくらするの?”

と聞いてきたの。

 

「え?190円くらいだけど・・・」

と答えたらね、

 

「ふー-ん・・・」と

ちょっと訝し気・・。

 

そしてそのあと

私になんて言ったと思う?

 

 

「ママ…

そのうち50万円する壺とか

騙されて買っちゃいそう…

気をつけてね…」

 

だってニヤニヤ

 

いったいどういう意味よぉ〜びっくりアセアセ

 

これはこんな絵でね、

こんな歴史があってね、

素晴らしい画家の素晴らしい絵でねっ

てことを、

ただ力説していただけなんだけどねっ。

 

でも娘にとってみたら

その男たちはポストカードを買うに値しない、

くだらない価値のように

思えたのかもしれません、ねニヤニヤ

 

ふんっ、

花より団子の子には、わかんないやいピリピリ

と、

 

最後はちょっと

むくれ気味のfujikoなのでしたプンプン