おはようございます。
fujikoです花
 
 

義母がデイサービスを利用するようになって

一か月がたとうとしていますニコニコ

 

実は介護認定はまだ下りていないのですが、
下りるだろうと予測し、
とりあえず通わせていただくことが
できたのですキラキラ
 
もし認定がおりなかった場合は
デイサービス代金は完全に自費となり、
お支払いすることになるのでしょうが、
 
家にばかりいても鬱々としてしまうし、
思うように動かなくなった足は
ますます元気を失うし、
生きる為の気力も低下、食欲不振・・
良いことがないんです。
 
なので、
ケアマネージャーさんの勧めもあり、
なんとか義母を鼓舞し発破をかけ
デイサービスに行ってもらうことに成功星
 
ただ、義母にとってデイサービスに通うことは

とても大きな決断でした。

だってこないだまで

元気に外を動き回っていた義母にとって、

デイサービスは完全に未知の世界・・。
 
しかも義母の周りでは、

「あそこは老人の墓場だよ」

と、
まことしやかにささやかれている場所でもあり、
そこに行くには
すべてのプライドを投げ売って
行かねばならぬくらい、
大変な決断だったみたいなんですキョロキョロ
 
それに、
行ったはいいけど
性格的に気が合わない方ばかりだったり、
認知症の方ばかりだと、
なかなか思うようにお喋りもできないかも
しれませんよね。

ただ、認知症の方って足腰は丈夫な方が多く、
お散歩などはお手の物。
ボール蹴りやペタンクなんかも
公園でガンガンされていらっしゃるようです。
しかし義母は足が悪いので
それにお付き合いすることはできません・・・。
 
なのでせめてお喋り好きな方が
いらっしゃればいいケドなぁ、などと
そんな願望や不安も義母には
あったことだろうと思います。
 
お喋り好きな義母で
社交的な義母ではありますが、
こんなことから
やはり今までと違う世界に飛び込むには
ちょっとした勇気が必要だったみたいですね。
 
ところがいざ行ってみると、
同じくおしゃべり好きな方々も
何人か通っていらっしゃったようで、
目の前に立ちはだかっていた分厚い壁は
脆くも崩れ去った様子スター

そんなわけで、
今では義母も週2回、楽しそうに
通っていますニコニコ

ところでデイサービスでは、
昼食のあとは雨の日以外は
お散歩に出かけるそうです。
足の悪い義母は歩行車で参加。

手押し車みたいなやつ、
これね指差し





少し前までは車いすでしか
外出が出来なかったのですが、
随分と回復し、
このような歩行車で
動き回れるようになりました。

家の中くらいは歩けていたのですが、
外で長時間は歩けずでしたので、
随分と回復したものです。
 


そんなある日、

お喋り好きな義母の横に
同じくお喋り好きなお婆ちゃんがやって来て、

「あらあなた、素敵なパンツ(ずぼん)
履いてるのね」

と話しかけてきたそうな
 
ん?素敵なパンツ?
 
義母はいつも
ウエストゴムの、ただの黒パンツを履いて
参加しているのだけど・・・
それが、素敵に見えたのかな?

聞くところによると、
話しかけてきたのは
97歳のお婆ちゃんだそうで、
義母より10歳以上年上。

ただの黒パンツといえど、
ここにももしや世代の差があり、
97歳にはハイカラに見える何かが
黒パンツにあったのか!?
なんて思ったのですが、

それでどんな黒パンツを履いていたのか
改めて義母に尋ねると、

これよ、と出してきたのはなんと!

息子(義母にとったら孫)のお下がりの
アディダスのずぼんだったのですびっくりマーク

息子が小学校高学年時に履いていた、
黒に白の3本線がスッと入ったアディダス。
(アディダスといえば3本線ですよね。)

今の痩せ細った義母の
部屋着にちょうどいいのではないかと
出してきたものなのですが、

なんと義母はデイサービスにそれを
履いていったみたいなのでしたニヤニヤ

着替えに時間がかかる義母は
デイサービスのお迎え時間に
お着替えが間に合わなくて、
そのままデイサービスに
履いて行ってしまったと言っていましたが、

97歳の女性には
それがとても素敵に見えたらしく、

「シャレたデザインのパンツじゃないの〜キラキラ
その縦の線がとっても素敵だわスター

と、何度も言っていたのだと

さらに、
「生地も変わってるのね」とも。

まぁ、ジャージ生地なんだけどね、ただのニヤニヤ

そんなことがあって以来、
そのアディダスは
義母のデイサービスお出掛け着に。

こうして、97歳のいう
“シャレたデザインの3本線のずぼん”は

85歳の義母の
立派な
”よそ行き着”
格上げされることとなったのでした〜照れ