fujiko4652のブログ

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中国ドラマ、中国小説、中国語学習などなど気の向くまま書いています。広く浅く、どれも詳しくはありません。

ドラマ『光・淵』最終章 簡単あらすじとちょっこと感想


ドラマ『光・淵』最終章

24話
犯人の自供で過去の事件は一応決着する。
しかし、これは今までの終結であるとともに未来の事件の始まりでもあった。
杜佳は今後に不安を感じ、生きている気力を失いそうになっている。裴溯は彼の心に寄り添おうとしているように見え、次の調査も何か依頼した様子だ。
陶澤はようやく恋人との時間が出来てデートを楽しんでいる。
肖翰揚は喜んで嵐喬に食事を奢っている。
それぞれがそれぞれの時間を過ごしているが、杜部長は陥れられた霍蕭刑事の墓を訪れ、そこに駱為昭が現れる。
無実の罪をきせられ非業の死を遂げた霍蕭刑事、それらの真相を求めて新たに動き出す特捜部のメンバーたち。
過去の事件の真相に迫ろうとする駱為昭の執念と、それを支える仲間たちの活躍も心打たれるものがある。でも・・・、
特捜内部には裏切り者がいる可能性も浮上してきた。
育奮国際学園の防犯カメラの映像からも新たな事実が見えてきて、疑問点が浮上する。
陶澤は10年前の事件の証人に接するために奔走する。
裴溯の駱為昭に隠れた動きがとても気になった。



25話
駱為昭ある計画の真相を記した極秘文書を父親から入手する。
一方、陶澤は、10年前の証人を探し真実を知るために奔走し、追跡の末、思わぬ事故が発生する。証人を守るため陶澤は重傷を負い、同乗していた警察官は殉職してしまう。証人も意識が戻らない状態になる。

これは仕組まれた交通事故で、事前に追跡情報が漏れたようだ。以前、陶澤のカバンに盗聴器が仕込まれていたこともあり、ますます内部への疑いが強くなるばかりだ。このままでは真実が明かされないままになってしまう。駱為昭は、身内を疑うことの心の痛みに苦しみ、疑心暗鬼に陥るばかり。そのような駱為昭を見て、温かい言葉をかける裴溯。
 

駱為昭と裴溯は、異常だった最初の事件から二人で整理することにして、疑問点をすり合わせる。裴溯は自身のルートで新たな糸口をつかんでいる様子がある。



26話
裴溯が悪夢にうなされ、過去の記憶が断片的によみがえる。自分の過去の記憶に事件に関する真実があると考える裴溯は、駱為昭の助けを借りて、自分の記憶から真相に近づこうとする。彼は自宅の父親が作った地下室にすべての鍵があると考えている。しかし、自分を追い詰めて真相に近づこうとする裴溯に駱為昭は別の方法を考えようと提案する。それでは時間が無く、自分が一番真相に近づいていると訴える裴溯に駱為昭は協力することに同意する。
緊張する状況なのだが、裴溯が自己催眠にかかったふりをして駱為昭をからかう場面は笑ってしまった。
 

その後裴溯は周懐環に会う。この面会で裴溯は事件の新たな情報を手に入れる。これは過去の事件ととても複雑に絡み合っていることがわかる。
見ていてもだんだん頭の整理が追いつかなくなってくる。私の理解力がなさすぎるのかも。
 

一方、病院で意識不明の証人の命が狙われる事件が発生する。間一髪で阻止出来て犯人は捕まる。この事件を起こした裏に特捜部の張部長が浮上する。



27話
陶澤の意識が回復する。
小伍が見舞いに来て、彼のカバンからも盗聴器が発見され、仕掛けた人物がはっきりする。
陶澤と小伍の2人のカバンに盗聴器を仕掛けられたことになる。小伍は自分から情報が漏れたことにより、陶澤が大けがを負ったことに大きな責任を感じている。
内通者は、無念の死を遂げた先輩刑事の娘である杨曦だった。母親の入院する病院から逃げ出した杨曦を連れ戻そうと追跡する駱為昭と小伍だったが、杨曦は今の仲間を助けるために小伍を撃ち殺してしまう。
小伍は、すぐにも父親になるというのに、特捜部の新人研修生だった杨曦に優しくて温かくて本当に良い先輩だった。
この場面は何度見ても涙が止まらない。これまでも多くの無辜の命が奪われる事件が相次いだが、小伍の死は私には一番辛い場面だった。
杨曦の母親も亡くなり、裴溯は誰かの迎えの車に乗って立ち去る。
裴溯は駱為昭に自宅に戻るとメールで知らせておく

このドラマの前提には、犯罪者たちを利用する悪質な企業経営者の組織と犯罪者を憎む遺族たちを利用して恨みを晴らそうとする集団(粛清者)がいる。そのどちらもに裴溯に接触したがっていた。先に接触してきたのは粛清者集団のA13と言われる人物だった。
その集団がまず裴溯に接触を試みた。



28話
裴溯のメールを見て、彼に危害が及んでいるのではないかと駱為昭は自宅に駆け付け、地下室で意識を失っている裴溯を見つける。
裴溯は自己催眠をかけ、意識を失っていたようだ。真相まであと一歩だと、駱為昭に訴え、彼の助けを借りて催眠状態に入る。催眠中に過去をはっきり思い出し、自分を心から愛してくれていた母親の愛情もようやく理解する。
過去を思い出した裴溯は、粛清者の黒幕が、亡くなったと思われている范思渊だと断言する。
范思淵は7年前に失踪したとされていたが、それは裴溯の母が亡くなった年と同じ。裴溯と駱為昭の二人は、范思淵が死を偽装し今も生きていると確信する。
范思淵の目的は、おそらく「零度共情者」を全て消し去ることであり、そのために、同じ能力を持つ裴溯を利用しようと接触してきたのだ。
彼は濡れ衣を着せられて亡くなった霍肅(フオ・シャオ)刑事の指導教官だった。
零度共感者である企業経営者たちに愛弟子が陥れられたのが原因で、また自分が研究したDNA決定論が現実で裏付けされ、零度共感者への軽蔑と彼らを抹殺したい願望がこれまでの犯罪へと走らせた。

監察から裴溯に呼び出しがかかる。行かせまいとする駱為昭だったが、裴溯は行くことを了承する
この時、裴溯は自分が組織と粛清者集団をおびき寄せる餌となるつもりで監察に出向いたのだろう。
しかし駱為昭は裴溯から何も知らされていない。彼の父親と特捜部の杜部長だけが知っている。
裴溯は駱為昭に杜佳のことを頼む。
監察に連行される裴溯を見送る駱為昭が辛そうだった。自分が餌になる覚悟をしている裴溯は死をも覚悟しているようだ。

特捜部は20年前に高校教師だった夫を殺された妻を取り調べている。今回彼女は杨曦事件の犯人だ。しかし、粛清者に騙されていたことを知り、特捜部にある情報を提供してくれる。



29話
東越空港、杜佳が仲間の魏藍とやってきた裴氏グループの蘇副総裁を出迎えている。

特捜部は新たな情報を得て、調査の進展がみられる。
肖翰揚は事件の鍵を握る女性・卓迎春について聞き込みをしていて、彼女が孤児院から送られてきたという事実が判明する。彼女の言葉は東越の言葉だったという証言が出る。
同時に嵐喬も別の角度から真相に迫っていた。20年前に殺害された高校教師が描いた画集の中に、張昭臨の肖像画があった。
駱為昭にも、杜佳から衝撃的な情報が届いた。杜佳が調査で手に入れた写真には、張昭臨だけでなく、彼の隣にSIDの部長だった張昭錦が写っていたのだ!

卓迎春、蘇翡、張昭臨、張昭錦が一つの孤児院出身ということで繋がったのだ。

特捜部設立の立役者の一人でもある張昭錦が長年の同僚であり、兄弟同然だった仲間を裏切っていた事実に、駱為昭は言葉もない。孤児院時代からの弟ともいえる張昭臨に特捜部の仲間が次々と殺されるのを見逃していたのだった。張昭錦に話しかける駱為昭の言葉一つ一つに彼のやりきれなさが伝わってきて、息をするのも忘れて見入ってしまった。
駱為昭と張昭錦の緊迫した対話は、駱為昭の父である駱副監察長が監視していた。駱為昭が部屋を出た直後、駱副監察長は杜部長に「作戦を!」と指示。
駱為昭ら特捜部が張昭臨の家に踏み込んだときには、すでにもぬけの殻だった。これに、駱為昭は違和感を覚える。

裴溯は、杜部長と極秘裏に接触し、協力関係を結んでいた。裴溯は、張昭臨の犯罪の証拠を出して杜部長の信頼を取り付け、范思淵を決して逃してはならないと、自らをおとりとする危険な作戦を提案していたのだった。死を覚悟していた裴溯は、この計画を駱為昭には絶対に秘密にするよう、杜部長には口止めしていた。

しかし、駱為昭は、裴溯が范思淵と張昭臨を逮捕するための道具とされたことに気づき、怒りが溢れてくる。裴溯の居場所を突き止め、現場に駆けつけるが、そこには絶望的な景色が広がっていた。
裴溯の姿は無く、地面には、彼のものと思われる無残に壊れた眼鏡が落ちているだけだった。
その30分前、張昭臨が手配した運転手は殺され、宿敵・范思淵の元へ連れ去られたのだった。駱為昭の焦りがひしひしと伝わって来る場面だった。

引き続き特捜部の捜査で
「始まりの場所こそが終結の場所にふさわしい」この言葉だけが手がかりになる。



30話(最終話)
唯一の手がかりである「始まりの場所こそが終結の場所にふさわしい」この言葉から場所を特定しようと必死になる特捜部だった。駱為昭は何度も言葉を繰り返し、裴溯の連れ去られた場所の特定に、必死で糸口を探そうと考える。
駱為昭は、過去に裴溯の残した言葉から事件の原点を探ろうとする。

裴溯は黒幕・范思淵の前に引きずり出されていた。そして意識のない父・裴承宇も病院から連れ出されていた。范思淵は”二者択一の首輪”を、裴溯と父親に装着するのだった。この首輪は少年の頃、父親の手によって自分と母親に装着され彼にとっては大きなトラウマになっている。范思淵は彼に理性を失わせ、父を殺させたい。しかし、裴溯はどこまでも冷静で、范思淵たちの復讐心が、多くの罪なき人々を傷つけ、新たな悲劇を生み、犯罪者を操る組織と何ら変わりないと、痛烈に批判する。激高した范思淵は裴溯に1発の銃弾を浴びせる。

その頃、駱為昭らも場所の特定ができ、現場へと急ぐのだが・・・。

張昭臨もまた、范思淵を追いかけ、その場所に辿り着いていた。張昭臨の組織と范思淵の新興宗教のような集団との戦いが始まった。
結果残った范思淵と裴溯、范思淵は首輪のリモコンボタンを押させ裴溯に父親を殺せと命じるが、裴溯は「人は自由な意志を持つ」と言い聞かせた母親や、「俺が信じるのは意志だ。そしてお前も奴らとは違う」と彼を信じ続けた駱為昭の言葉を思い出し、スイッチを投げ捨てるのだった。ここでもまた范思淵は裴溯に1発の銃弾を浴びせる。2発もの銃弾を受けて生きていられるのかな・・・と思う。
ここでようやく駱為昭の到着!
ついに范思淵たちは逮捕される。

事件が解決し、傷が癒えた裴溯は、母親の墓前を訪れ、父は施設に戻し死後のことは頼んで、自分は父親とはようやく縁が切れ、自由になれたことを報告するように話しかけていた。
そこに、すべてを失った張東瀾が現れる。ナイフを手に裴溯に詰め寄るが、裴溯は彼の憎しみを受け入れるかのように、その手を取り自らの首にナイフをつきつけた。その覚悟に、張東瀾は自らナイフを落とした。

すべてが収束し、新しい年を迎える彼ら、特捜部の面々。
裴溯の快気祝いと新年を迎えるパーティで幸せたっぷりなラストで良かった。途中あまりにも闇が深く気持ちが落ち込むこともあった。でも、ラストが光の道へ進む彼らを示してくれて、明るい気持ちで終えることができるのが、何度も見れる要因かも知れない。


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原作の『黙読』は自動翻訳と電子辞書頼みで読み進めたいが、その時間が無く、今は毎週配信される電子書籍の邦訳を読んでいる。
ドラマ全話通しての6周は、アニメ『天官賜福』以来だ。まあ、『天官賜福』を見るのは数えきれないが・・・。何かがあって心がザワザワ落ち着かないときは、謝怜と花城の二人を見るとなぜか癒されて落ち着く。

現在、『水龍吟』、日本語字幕で『異人之下』、『長風渡』 視聴中