更年期障害とは

更年期とは、閉経の前後５年間の１０年間のことを言います。

閉経の平均年齢は５０歳ですので、おおむね４５歳から５５歳が更年期ということになります。

更年期に現れる様々な症状のことは更年期障害と呼ばれています。

私のヨガクラスの生徒さんも、まさにこの年代の方ばかり。冷えやのぼせ、便秘など、さまざまな症状に悩まされています。

更年期障害のメカニズム

閉経が近づいてくると、卵巣の機能が衰え女性ホルモンであるエストロゲンを十分に分泌できなくなります。

すると、脳の視床下部がエストロゲンを分泌するように指令を出します。

しかし、指令を出しても卵巣はエストロゲンを作ることができません。

そのためホルモンバランスが乱れると同時に、視床下部はパニックを起こします。

視床下部は自律神経とも大きく関わっていますので、自律神経の不調も起こります。

具体的には自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまいます。

そのため心身に不調が出てきます。これが、更年期障害の原因です。

更年期障害にアピールする酵素パワー

この時期には、積極的に酵素を摂取するのがおすすめです。

【更年期障害にアピールする酵素パワー】

■酵素（代謝酵素）には、エストロゲン分泌を促進する働きがある。
■若返るという意味ではなく、崩れてしまったホルモンバランスを調整してくれる。
■自律神経のバランスも整えてくれるため、更年期障害の症状が緩和される。

酵素を多く含む食品は、果物や野菜です。酵素は熱に弱いので、加熱する調理方法ではなく、

野菜の場合サラダなどで摂取するよう努めたいところ。また、漬け物や味噌・納豆などの発酵食品にも

酵素が豊富に含まれています。

私は玄米を炊いていますが、毎日自分の分だけ炊いて保存してはとても大変です。

そこでおすすめなのが、酵素サプリやドリンク。

手軽に充分な量の酵素を補給できます。

酵素の力で辛い更年期を乗り越えましょう！

酵素には、腸内にある毒素を解毒する働きがあります。いわゆる「デトックス」ですね。

酵素は強力なデトックスによって、腸内環境を整えます。腸内環境を整えるためには、酵素は不可欠なのです。

逆に言うと、酵素を増やすためには、腸内環境が整っていなければなりません。

腸内環境が良好であれば、体に必要な酵素は自然と腸内で増えていきます。酵素にはホルモンの分泌を助ける働きのものや、自律神経を整えるもの、体内の毒素を排出してくれるものなど、さまざまな種類と効果があります。体内の酵素は1種類につき1つの働きをするので、更年期障害を乗り越えるためにもいろいろな種類の酵素を取り入れていきたいですね。

体内に存在する酵素は毎日消費されて量が減少。また、年齢とともに体内で生成される酵素は減っていくといいます。

食べ物などから酵素を摂取することで、不足しがちな酵素を補うことができますよ。
酵素を毎日の食事で取り入れたからといって、劇的な体調変化はないと言われています。

そのため、毎日酵素を摂り続けていくことが大事。日々の生活に酵素を取り入れて、

辛い更年期の時期を元気に乗り越えていける体づくりをしましょう！

更年期の便秘解消に酵素を取り入れてみませんか？