Fuji Kenji Diary Echo Edition

Fuji Kenji Diary Echo Edition

Yahoo! Blog Fuji Kenji Diary Chorus Edition から 移転継続です。
紫煙揺らす潮風の通り道、緑犇めく隙間空を分断する飛行機雲。
花鳥風月と猫一家の協演に心寄せてくだされ・・・

Amebaでブログを始めよう!

前回の投稿からどれ程の月日が経ったのか・・・

 

昨日2022年1月12日飼い猫の「長さん」が旅立って行った。

最近は鼻炎の調子も良く、何でも食べブクブクと太さを増していたのだが、

安らかに静かに息を引き取った。

何時も遊び足りなく不貞腐れていたが、もっと構ってやるべきだったか・・・

戒名は「長讃」とする。

 

実は2020年の7月10日にも兄弟の「短」が旅立っていた。

はしゃぎ過ぎて飾り皿をひっくり返し割った際に、前足を痛めても3本足で走り廻っていた頃が懐かしい。

病で壮絶な死を迎えたので、ブログに残す気にもなれなかったが

今になってみれば悲しみも書き留めておくべきであったか・・・

戒名は「王短(わんたん)」としている。

 

「黒子」「王短」「長讃」が旅立った今、4匹の兄弟姉妹で最後に残ったのは「白」である。

「靴下殿下」譲りの立派な毛並みで、ふさふさの尻尾を振り回している。

兄貴分の「男爵」も健在だが、最近はがりがりに痩せ弱り病院通い。

2匹ともまだ実感が無いのか、「長讃」と取り合っていた場所を占領し得意げになっている。

 

近況を加筆すると、ここ数年、外に通い詰めて来る猫が3匹居る。

「白黒ちゃん」は「靴下殿下」と似たような毛並みだが、野良生活が板に付いたのかドロドロである。

捨てられた猫のようで、最初は奇麗で人懐きだったのに・・・

あとの2匹はシャム柄で、ちょっと上品気なシグサが生意気。

外は寒かろうと最近使ってない客間を開けておいてやったら、完全に住み着き状態となってしまった。

呼び名は「ぺしゃ」と「ちっちゃいの」で親子の様である。

どうやら捨てられ彷徨っていた2匹を「白黒ちゃん」が連れ込んで来たようだが・・・

 

3匹亡くなり、3匹新たに住み着きつつある、猫達の無限ループだ。

君達の愛しき下僕はどうした?

実は高齢化が進む田舎では、お年寄りが猫を飼っていたりする。

飼い主が亡くなった後、近親者は猫たちを捨てるのだと聞く。

 

また一つ、灯が消える。そして天空に昇り輝く。

だから田舎の夜空は、星が多いのかも知れない・・・