俺っちには決定的に良くないところが3点ある。1点目、集中力が続かない。2点目、忍耐力に欠けている。3点目、これが、今回考えを正さなければならない状況になった発端である。
『取り返さなきゃ帰れない』
心持ちは、あながち悪いことではないが、ギャンブルに関しては、絶対にやってはいけないTOP3に必ず入るような、負のスパイラルの代表作なのだ。
仮に、20K投資で、換金額が15Kで、午後7時の場合。普通の人は、疲れたー、と孵り蓑に帰す訳だが、大抵のギャンブラーは、マイナスからプラスに転じさせようと試みるわけである。この場合、大抵が飲まれて、真っ直ぐ帰れば、お金にも時間にも余裕ができ、ゴールデンタイムにゆっくりとテレビでも見ながら、一杯のコーヒーに酔いしれることが出来たのだが…とないものに縋りたくなる。
自分の性格上、何分、勝ちに貪欲なわけで。おしなべて、少ない確率を追い求めてしまう習性がある。これは、一介のギャンブラーに限ったことではないし、ギャンブラーがギャンブラーたる所以だと悟るポイントだと思う。
奇しくも、タイムマシーンの存在を、熱願する自分が、毎回のように存在するのが事実。
ほぼストレートでのまれた時はしょうがないと、悔の領域に留めることができるのだが、ある程度の出玉を獲得しながら、深追いをして全てが水泡に帰してしまった場合は、不甲斐ない自分に呆れてしまうのである。得てして、毎度のように反省点をあげようとも、実際の現場に立つと、どうしても思考回路に融通が効かない性分なのである。
画して、これから年末になり、ビッグタイトルの導入を控えてるなか、このままでは、本格的に養分になってしまう。
今こそ、やめるならやめる。やるならトコトンやる。その線引きをハッキリさせようじゃないか。
『やりきる!』
これしかない。
今となっては切っても切り離せない間柄になってしまって、こっちとら、おいそれと引き下がるわけにはいかない。だからこそ、自分を鼓舞し、勝つために、絶対的なプラスになるように、躍起になって向かい合うべきだ。
自分の望みに進むのが気持ちいい人生。
常軌を逸してこそ、勝ちへの道が開かれる。
緑ドン導入まであとわずか。今こそ真価を問うとき。
やるときはやる男であれ!!