宙組の生徒が逝去されてから1年経ちました。

 

私はスカイステージに加入していて、毎日タカラヅカニュースを観るので、毎日彼女に思いを馳せる瞬間がありました。

 

この1年を振り返ると、自浄作用のない宝塚歌劇団に失望の連続でした。

タカラジェンヌが健やかに舞台に立てることを祈るばかりの無力感も大きくて。

宝塚は好きだけど、ダメなところもある。

そのダメなところが思った以上にダメ過ぎて、このまま好きでいていいのか悩んで、悩んでも嫌いになり切れず、未だに観劇時は後ろめたさやもの悲しさが残る感じがしています。

 

これからもこの「もの悲しい気持ち」は形や大きさを変えながら自分の中に存在するんだろうと思います。

私には忘れずにいることくらいしかできないから。

 

改めて哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

星組トップスター・礼真琴 退団会見のお知らせ
2024.09.23

星組トップスター・礼真琴が、2025年8月10日の東京宝塚劇場公演 ミュージカル『阿修羅城の瞳』、ファンタジック・タペストリー『エスペラント!』の千秋楽をもって退団することとなり、2024年9月24日(火)に記者会見を行います。
なお、会見の内容はあらためてお知らせいたします。
  

 

 

いくらフラグがバンバン立っていたとはいえ、ニュースとして文字で読むとやっぱりショックですね。

私が礼真琴を認識したのは2011年「オーシャンズ11」のマイク役。

スリージュエルズという当時の星組を代表する歌姫と一緒に歌う研3の礼真琴の歌の上手さにビックリしたことを鮮明に覚えている。

(一番最初に注目を浴びたのは2010年「ロミオとジュリエット」愛だったと思うけど、そちらは観に行ってないので、あとから映像を観て「ダンスもすごいのか!」と二度ビックリした)

 

私は娘役贔屓なので男役さんには思い入れが少ない方なんだけど、礼真琴はどんな男役になるのかなあと気になる存在でした。

95期の筆頭の筆頭を走り、時に上級生よりも活躍をしているせいか色々気苦労もあっただろうけど、歌にダンスに実力で圧倒していく様が凄いなあと感心しきりでした。

 

ただコロナも重なって本当はしなくてもよい苦労を背負っていましたよね。

先に退団した柚香光もそうだけど、もっともっと力を抜いて舞台を楽しんで貰いたかったなあと思わずにいられません。

叶うことならタカラヅカスペシャルでトップオブトップとしてトリを取ってもらいたい。

 

昨日の「記憶にございません」の千秋楽ライブ配信を観ました。

退団発表前の公演を観られて良かった。

そして舞空瞳は先に退団するけど、後任のトップ娘役を置かないことで実質同時退団のようになりましたね。

もし本当に同時退団だったら、チケット難も今以上だろうしサヨナラショーも単独だからこそできることも沢山あることを考えると、ファンのために考え抜かれた戦略だったのかもしれない…と思えなくもない。

 

退団までは1年弱あるので一つ一つを噛みしめたい。

そしてチケット難なのはわかるけど、1回で良いから大劇場で観させてもらいたいものです。

それ以外はこっちゃんのファンに譲りますので…

こっちゃんのファンがしっかり見送れるように、ライブ配信の回数を3~5倍に増やしてもらえたら良いなあ。

トップスターは就任すれば退団を考えるものだけど、芹香斗亜のトップ就任から退団までの道のりは思いもよらないことが多かった。

2回の組替え、9年間二番手ということを考えるともう少し良い状態でトップを全うしてもらいたかった。

宝塚歌劇団の考えや本人の考えはわからないけど、起こってしまったことを考えればこのタイミングでの退団が一番周りへの影響が少ないと判断されたのかなと想像します。

 

芹香斗亜の退団を受けて組長や、名前の挙がった上級生が退団する可能性もあるのでしょうか。

彼女たちが退団したらすべて終わった…みたいにしないでもらいたい。

いじめやパワハラは宙組だけの問題でもないでしょうから、タカラジェンヌの皆さんが不安なく舞台に立てるような取り組みを継続してもらいたいです。

 

宙組トップスター・芹香斗亜が、2025年4月27日の東京宝塚劇場公演 宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』、ジャズ・スラップスティック『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』の千秋楽をもって退団することとなり、2024年9月3日(火)に記者会見を行います。

なお、会見の内容はあらためてお知らせいたします。