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恋の矢日本では、ボクシングファンでないと知らないかもしれませんが、欧米では、ボクシング界だけではなく、
OKスポーツ界最高の選手と言われる「マニー・パックマン・パッキャオ」と、ボクシング史上中量級最高選手と言われる「シュガー・レイナードの再来」と言われる、三階級制覇チャンピォン「シェーン・モズリー」の試合が、ラスベガス、ボクシングの殿堂「MGM グランドガーデン」にて行われました。

パッキャオは、13年間で下から上まで11階級の中で6階級のタイトルを制覇した王者ですが、それよりも特筆は、当時一番強い選手と言われている選手と、自分のタイトルを返上しても対戦して、ほとんど不利だという下馬評をことごとく覆して、すべて圧勝してきた点が、世界中の人から評価されています。祝日

カゼ僕はこの選手を神様のように尊敬しています。彼は、フィリピンの貧しいスラムで育って、当時の夢が「お母さんと兄弟に腹イッパイのご飯を食べさせること」だったそうです。もちろん、私も含めてですが、子供の時の夢など数十分の一もかなえることが出来ない人がほとんどの世の中で、彼は子供の時の夢を叶えただけでなく、現在は「ボクシングで戦う国会議員」として、「フィリピンの貧困を救う主」として、「僕が戦って勝つことで、貧しいフィリピンの人の命が1試合で1万人以上救える。ボクシングは貧困から母国を救うための手段であり、目的ではない」と常々言っています。

ボクシングの選手と言えば、昔腕っ節が強くて、荒くれ者タイプが多いのですが、彼は、対戦する選手を尊敬の念を持って記者会見をします。UFOそして、試合が終わった後でも、勝つとガッツポーズをするのが普通ですが、試合が終わったら、真っ先に自分のコーナーに駆け寄り、天に十字を切り神に感謝します。

彼は、貧しかったので全く学校など行っていません。しかし、すべて自分が経験することから学んで行きました。
子供のころ、「お母さんにご飯を一杯食べてもらう」と思ったときに、意識を高めることを学んだそうです。
ボクシングをして強くなっていくときに、努力することの大切さを学んだそうです。ボクシングで、ファイトマネーをもらえるようになった時、人に感謝することを学んだそうです。アメリカに行き、強豪選手と対戦していく中で、全く喋れなかった、英語やスペイン語を記者会見の時に喋れるようになり、マネージメントなども覚えて、勉強することの大切さを学んだそうです。

今回の試合は「This is sport.」として、開催されました。わんわん予想通り強豪中の強豪のモズリーが、初めて相手のパンチが見えない恐怖を味わって、手も足も出ませんでしたが、これは序章にすぎません。パッキャオは、プロデビュー以来10数年無敗の「フロイド・メイ・ウェザー」と対戦をすることをボクシングでの最終章にして、祖国を思うことをパワーにして、向かっていくことでしょう。
日本で、貿易のバイヤーをしているフィリピン人の友達がいますが、僕が「パッキャオ」の話をすると、いつも大喜びをします。友達も、「僕はパッキャオと同じ民族だということを誇りに思う」とよく言ってます。ロボット