ニコニコ自称「ボクシングおたく」です。先月、世界ライトヘビー級のタイトルマッチがカナダで行われました。

4団体統一ミドル級チャンピョンで、今回、ジョージフォアマンが持っていた最年長奪取チャンピョン記録45歳3ヶ月を38日記録を更新がかかっていましたが、満ジャッジ一人がホプキンス2ポイント差、他の二人のジャッジが引き分けという事で、タイトル奪取はなりませんでしたが、3ラウンドまでに2回の不可解なダウンを奪われるなどのビハインドを跳ね返しての引き分けは、ほとんど勝利に近い引き分けだと思いました。

ホプキンスは45歳、チャンピョン・パスカルは28歳と親子に近いくらいの年の差がありながら、前半のハンディを跳ね除けて、どういう精神状態で残りの9ラウンドを作戦を立て直して、自分のペースに引き込んだのかは誰が見ても賞賛に値します。右上矢印

日本では井岡弘樹の甥の井岡一翔が最短で世界チャンピョンになったのが、話題になっています。
これは僕の自論ですが、スポーツの世界では、素質のある若い人が能力を開花させて頂まで上り詰めることより、年配の人が、体力も衰え始めて、体力の衰えをカバーしながら、つらいつらい練習をして、経験と今まで培ってきた引き出しを縦横無尽に酷使しながら、ホプキンスのように、ほとんど頂まで上り詰めた方が、はるかに価値がある出来事だと思います。

大体、僕もスポーツをしていたことがあるので思いますが、砂時計年が上のほうになってきたら、口の方が多くなってきて、努力をすることが、遠のくのが普通の世界です。だから、勝てなくなるのです。それを長い間チャンピョンを保持して、一度敗れて、チャンピョンから陥落して、数年のトレーニングをしてから、ゴルフやライフル競技ならまだわかりますが、ボクシングという格闘技で、力でチャンピョンを引き寄せてくるというのは神業に近い偉業です。

これは、僕たちの仕事経営でもいえますね。年が高齢になってくると、挑戦をしなくなる経営者がいかに多いことか。もちろん、私も含めてですが。ホプキンス、僕の趣味のテニスで尊敬するクルム伊達選手のような頭脳はもちろん、勝つために向って磨く精神力を持ちたいと、本当に思った一日でした。お金