キッチン/吉本 ばなな
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ムーンライト・シャドウ/よしもと ばなな
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ひな菊の人生に続き、図書館で借りた、吉本ばななさんのキッチン


キッチン

満月

ムーンライト・シャドウ

の三つの作品が入ってました。満月に関しては、キッチンのぞくへんなのかな?ぶっ続けに読んでたら、ムーンライト・シャドウが全く別の作品で確認したら、満月―キッチン2―て書いてあって、気づきました。



小さいころから「吉本ばななさんの作品大好きなんです」っていう大人の意見は数多く聞いていて、私は「一生そんなこと言わないだろうなー」なんて幼いながらに思ってたんだけど、













好きだーーーーーーーーーーーーー


誰だれの作品が好き、誰だれの文章いいよねー

とかいう感覚ないし、わかんない、と思ってたんだけど、出会ってなかっただけなのか。と


当分、吉本ばなな言います。へたすりゃ一生。



「吉本ばななのキッチン」

っていうフレーズは誰でも聞いてことあるんじゃないかなー

あまり本に興味のないあたしでも、小学生の時から知ってた気がする。



人の温かみと

キッチンと

ある一種の人間が抱える孤独と


おばあちゃんが亡くなってしまって、天涯孤独になった主人公みかげに突然あらわれた雄一とそのお母さん

「一緒に住みませんか?」って


突然みかげの田辺家の居候生活が始まるっていう




満月はまさかのところから始まるキッチン第2章





まだ二冊しか読んでないけど

「死」が必ずあるのかな?吉本ばなな作品

大事な人の死にとりつかれた主人公たち、っていう印象


あと孤独


からの愛





あたしのとって「死」って近い存在で

おじいちゃんの死がベースでうちの家族は今の人生を生きてきてて

中二のときのママの弟のけんちゃんの死が今となると想像以上に私の人生観にかかわっているのかもしれません

この二人とも、男女間のさまざまな出来事が密接にかかわる人生で

けんちゃんに関しては現在進行形でけんちゃんのこと好きな人を残した状態で、大人の恋愛?の残された感情を抱えた人を目の当たりにしたり、なんだのでわかるし





やっぱりあたしすっきりした人生いきてきてない気がしてきた


子供の時子供らしい考えで生きてきてないし

どこか「絵に描いた」人生とちょっとずれてる気がする。


あーーーーそういうことか

わかってたけどはっきりわかった

はーーーっきりわかった


たぶんこれからも「絵に描いた」感覚で人生は歩めない!どっかがかけてるアンバランスな感覚の人生を歩むんだろうな



なるほどなー





そうそんな


孤独と

死と

人の温かみ


を経てきた人にオススメです


よかったら読んでみてください

キッチン


ここだけの話ほろっとしました。泣きました。ははは