13階段 (講談社文庫)/高野 和明
¥680
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ちょっと前に読み終わったー13階段


思ってたよりも私は考えさせられるとかいうよりも「フィクション!!!!」って感じで読み進めていくような感覚

自分の今と共通点がないからかな?


でも最後の展開はすごくて

読み終えたとき、何か重いものが肩に乗った感覚がありました。


死刑よりも罪ってなんだろう?と。


何が悪?誰が悪?

本当の悪は?

誰にも裁けないんじゃないか


「死んでいい人間なんていない」


そんな当たり前の言葉がすごく脆く鋭い言葉に変わりました


何かを得ることのできる本です

人間の脆さ、はかなさ、弱さ、エグさ

いつでも自分は加害者にも被害者にもえり得るんだという恐怖




難しいな、人間って