粘着されるのを避けるためにリブログはやめておいた、とおっしゃっていますが、本当それで正解だと思います。こういう基地外はマジで相手を追い詰めてくるんで。関わらないのが一番。
反ワクチン思想を発信しているブログをいくつか読みましたが、まー、ひどいですね笑。嘘八百、それ、誰から聞いたの?っていうデタラメばっかり。マジで引きますわ。
そのうちの一つ、とってもアホなものがあったので、紹介しておきます。MRC-5という細胞についてです。
アホ反ワクチンブログでは、これを
『MRCー5とは、全てのワクチンに含まれている物で
何と死亡した胎児の細胞です。
【流産し死亡した胎児の細胞&DNAの事を指し、
この事を確認することにより断る権利が生じます。】
※また医師が必ず入っていますと言う』
などと書いていた。
マジで嘘ばっかなんだけど、大丈夫?すべてのワクチンに使われてる?
は?
誰から聞いたん?
なんか今回のコロナワクチンにはMRC-5が使われているというデマが流れ、ちょっとした騒動になったらしいですね。
そして、それは間違えです。使用している細胞はHEK293(ヘックって読みます)というものです。実際に、あらゆる機関からその正しい情報が発表されていて、それを説明している海外サイトはたくさんあります。なぜか日本語ではほとんどありませんが。こういう馬鹿どもは英語が読めんから、間違えを正す発表があること自体知らんのやろうな。まあ読めたとしても、専門用語を理解しようとしないから、今度は別の難癖付けてくるだけだと思いますけどね。
ちなみに、ウィキペディアでもこのことについて言及されています。英語ですが。誰か、こういう馬鹿のために翻訳してくれよ。
興味ある方は、“MRC-5 COVID19” とでも検索すれば、わんさか出てくるでしょうから、見てみてください。
で?医師は必ず入っていますと言う?
ホント、こっちが恥ずかしくなるレベルだね。
それと、仮にこのMRC-5が入ってるとして、どういう不利益があるん?それについて説明してほしいな。具体的に。まあ、MRCにしろHEKにしろ、「入っている」ということ表現そのものが間違えなんだが。それはまた後述。
次はMRC-5そのものについて。
これは、流産した白人の男児の肺から樹立したもので、60年代の話です。DNAは関係ありません、残念ながら。この50年以上も前に樹立した細胞を培養して、今もワクチン開発や研究に使用しているのです。その過程で不死化とかいろいろありますが。
もしかして、毎回毎回胎児から取り出しているとでも思ってんのかね?そんなことできるわけねぇのにな。製造のたびに都合よく14週齢で流産した子供を探し出すとか無理だろ。何人の胎児が必要なんだよw そもそもそんなことしたら細胞がその時その時で違うんだから、一律に再現性のあるワクチン製造ができるはずがない。まあ、そこは長くなるからいいや。
上記の記事を書いたバカは、どうせ「胎児の細胞」っていう少々ショッキングなところだけを切り取ってギャースカ言ってんだろうな。感情で全てを判断する、バカの特徴です。ちょっとは疑問を持ってほしい。
次、ワクチン製造とヒト二倍体細胞の利用について
上記で挙げた、MRC-5とかHEK293とか、そういう細胞のことです。ウィルスワクチンを作るためには、何よりもまずその対象ウィルスを培養しないといけません。ウィルスの増え方は、細菌やその他細胞とは全く違ので、こういう宿主細胞がないと培養できないのです。ここは、ウィルスがどうやって増えているのかを理解すれば、すんなり分かります。
で、培養で増やしたウィルスを不活化して(病原性を極端に落とす)、抽出して精製したものがワクチンです。
mRNAワクチンの仕組みについては、下のURLの説明が分かりやすいですのでよかったら。
https://www.snohd.org/ImageRepository/Document?documentId=6074
まずは一般的なウィルスの構造、感染方法、増殖方法の三つを一通り理解してから見てください。その基礎知識が無いと、まるで理解できないと思います。
要は、「中身は空っぽだけど外から見たらウィルスそのもの」っていう殻を体内で複製させることで、免疫機能がこれに反応するっていう仕組みです。そうやってできた抗体は、次に本物のウィルスが入ってきたときに即座に敵と認識し攻撃します。
製造過程は、
・この「殻」を作る遺伝子を取り出すために、まずはウィルスを増殖させる。その増殖に使われるのがMRC-5やHEK293っていう細胞。
・ウィルスを増殖させたら、これらの細胞とウィルスがごちゃ混ぜになった培養液からウィルスだけを単離する。
・さらに単離されたウィルスから、必要な遺伝子の一部だけを切り取ってきて脂質膜で保護。
・保護出来たら今度はそいつだけを取り出してきて、接種させるための溶液(バッファー)に入れて保存。
ざっくりとこんな感じ。
このワクチン溶液の、どこにヒト細胞が含まれてるの?って話。
ただまあ、義務教育もまともに受けていないバカに理解しろというのは、少々酷かもしれんな。ちょっと話はそれますが、中学レベルの理科を人並みに理解していれば、ちゃんとわかります。時間はかかるかもしれませんが。
ワクチンの中にこういうヒト細胞は含まれていないので、医師に「入っていますか?」と聞いたところで答えは確実に“No”です。そもそも培養時に使われている細胞はMRC-5ですらない。さらに、仮にこれら細胞が入っていたとして、なぜそれが断るための決定的な武器になり得るのか、意味不明。
最初から最後まで全部嘘のアホ主張。
たぶん、「医師からはNo!って言われたよ!」って言うと、「その医師は陰謀に関わっています。こんなにわかりやすい例はありません。二度と関わってはいけません」とか言うんだろうなw
バカであるがゆえにちょっとでも難しいと理解できないため、得た情報を自分のレベルに合わせた形で勝手に解釈し、その歪めた情報をご丁寧に発信する。迷惑極まりない。
一概には言えませんが、学校の勉強を軽視しすぎていることが、原因の一つだと思います。
これだけネットが発達して、簡単にデマが拡散される世の中なんだから、ちょっとは疑問を持って調べてほしい。
そして、皆さんはこいうバカに振り回されないよう、しっかり勉強していきましょうね。
