りまりまさんの記事。

リブログさせて頂きました。ありがとう御座います！

このところ、りまりまさんが追い求めてる『蔵王』のこと。

『蔵』とは大事なものを保管する──籠る、隠す。

蔵王さま──隠された王が坐す──隠された神はどんな神かな？

と、りまりまさんが書いてる。

ほんとに『蔵王』って何なのだろう？

どんな神が蔵王に隠されているのだろう。

わたし個人的には『蔵王は御嶽山と関係ある』と思ってる。

なんの根拠もないけど。

ないけれど、本能的にそう思ってしまった。

なので調べてみた。

すると──

御嶽山が、

少なくとも774年には

伝染病の平癒と退散を祈願して開山された山であるということ。

木曽御嶽山開闢祖の普寛行者が

『蔵王権現の垂迹を太元尊神国常立尊』と解釈して、

御嶽山に国常立尊を祭祀したこと。

なんと！

2014年(平成26年)9月27日に噴火して58名の死者を出した、

あの御嶽山の山頂に祀られている『国常立尊は蔵王権現である』と。

しかも、この国常立尊に関してはこんなエピソードがある。

出口ナオ・出口王仁三郎で有名な大本教において、

国常立尊は艮(東北)に封印されたという。
そのため国常立尊は『艮の金神』と呼ばれているのである。

なるほど、蔵王連峰は宮城県と山形県の両県にまたがっており、東北、つまり艮。

そしてさらに──

秩父神社の伝承によると、

武甲山の蔵王権現は男神で、

秩父神社の妙見菩薩は女神で、

この二神は秩父夜祭の日に1年に1度の逢瀬を楽しむらしい。

武甲山──

そこに蔵王権現がいる。

しかしこの武甲山、色々と訳ありなのである。

東京オリンピックの裏で、ダイナマイトで爆破され続ける「神の山」（笹久保伸） @gendai_biz山岳信仰がいまなお息づく秩父・武甲山。しかし、その「神の山」はダイナマイトで破壊され続けている。セメント産業で地域が潤う時代が過去のものになってもなお、地域の環境が破壊され続けることの意味とは。

gendai.media

この記事 ↑ によれば、

武甲山の山頂が爆破されたのは1979年のこと。

町のシンボルである『神の山』の山頂を爆破するというこの行為は、

明らかに『神殺し』であり、

その地域を侵略するに等しい行為ではないだろうか。

山頂を破壊したことにより、

一時は水位2メートルを誇った武甲山の聖域・大蛇窪(湿地帯)の湧水は枯れた。

山の神(=大蛇)が籠ると言われてきた聖域の水は

セメント採掘のために失われた。

1964年の東京オリンピック以来、武甲山は今もほぼ毎日爆破されている。

採掘企業の説明によれば、

武甲山から採れる石灰岩は現在も関東の需要の約50％、

日本全体の需要の５％を担っているとのこと。

武甲山から採れるセメントが東京のビル群を作ったと言っても過言ではない。

神殺し──

インパクトのある言葉だ。

『神の山』である武甲山を都市開発のために爆破するという行為。

東京のビル群が武甲山のセメントから作られていたなんて──

どうなんだろ？

そこに神がいると知っての行為なのか？

それとも意図的にやってるのだろうか？

蔵王、隠された王。

蔵王権現と国常立尊は同じ？

秩父の武甲山にいる蔵王権現(国常立尊)。

都市開発のために爆破される武甲山──

蔵王と秩父と御嶽山。

メモがてらに。

隠された王〜蔵王と秩父と御嶽山