以前、群馬県のとある村について書いた。
その村はすでにダムの底に沈んでしまっているが、
不思議なことに村人全員が『特殊能力者』だったという。
時の権力者が嫌厭したのか定かではないが、
この村は江戸時代にはすでに『隔離された集落』だった。
怪談師の村上ロックさんの話によれば、
村のお堂の中に丸められた紙が落ちていて、読み取れたのはたった一文字。
それは見たこともない文字だった。
調べてみるとこれが『ヘブライ文字』であることがわかった。
ヘブライ文字、מ(メム)。その意味は『水、混乱、血液』であると──
この話が氣になって。
《 群馬県ダムに沈んだ村 》でずーっと検索して探してた。
で、動画を見まくって、その風景に似たところはないかな〜って。
そしたらなんと!!あったの。
ダムに沈んでいる集落は
旧六合村(クニムラ)入山地区の品木集落。
現在の中之条町の一部。
品木ダムは湯川・谷沢川・大沢川の強い酸性の水質を中和した後の
生成物を溜める目的のダムとして造られた。
そのため定期的に沈殿物の浚渫が行われている。昭和40年完成。
品木はダム底に水没した。
品木ダム
村上ロックさんが見ていたダム
このダム、
水がやたら濁っているんだよね。
独特な緑色の水。
山の形も似てるし。
品木ダム付近にある神社
村上ロックさんが見た神社
写真の写り方が違うけれど、
赤い鳥居、灯籠──たぶん同じ神社だと思う。
品木ダム付近にあるお堂
村上ロックさんが見たお堂
いや〜たぶん
同じお堂だと思うよ。
赤い屋根、屋根のてっぺんについている丸いやつ。
あとお堂の側面に斜めに打ち付けられている木の柱とか。
群馬の西北部、
旧六合村入山地区の品木集落。
品木はダムの底に沈んだのだ。
ダム湖を見下ろす高台に夥しい数の石仏が並んでいる。
江戸時代に品木の人が霊場めぐりの功徳を受けられるよう建立した百八十八観音。
百八十八観音
ありし日の品木集落
ダム建設当時、
品木には17戸の家があった。
村上ロックさんの話では彼らは全員『特殊能力者』だったという。
う〜ん。真相はどうなんだろうね。
怪談だから多少の脚色もあるだろうけれど、
たしかに群馬県には隠れキリシタンが多くいたし『羊太夫』とかいたから。
ヘブライ語うんぬんの話も氣になるけれど、まぁ、真相は藪の中、かな?