過去2回の乳がん切除手術入院の際に前開きパジャマに嫌気がさしました。

(見た目病人臭いのと回診の度にボタンの開け閉めが面倒なので)

この問題をクリアできる前開きの服(もうパジャマにはこだわらない)を手に入れて

次回9月の再建手術の際の入院ではもう少しましな装いをしようと考え

病院着プロジェクトを進行させています。

 

プロジェクトと大きなこと言ってしまいましたがメンバーは富士子だけ。

でも、情報交換したり、サポートしてくれる協力者は何人かいて

それで着々と進行しているので、今日はその方たちを紹介します。

 

【協力者1】 母上様

富士子がこういう服が欲しいとアイデアを出したらそれを作ってくれる予定です。

なので今情報収集してデザインを考えてます。

母は洋裁の学校を出て若いころは仕立ての仕事をしていました。

学校の家庭科の宿題から母に頼り切りなので、洋裁できません…。

 

【協力者2】 ブログ友のいちごさん

ほぼ同じ時期に入院したいちごさん(病院は違いますよ)

そんな彼女がパジャマについて同じ不満を持って

何かいい病院着はないか考えていたことを知った時はうれしかったです。

コメントやメッセージで入院着のアイデアを交換したり

いちごさんがデザインの参考にしょうとしている服の写真を送ってもらいました。
彼女は今治療に専念中なので、その間富士子が何かアイデアを
形にできればと思っています。
 

【協力者3】 入院中に知り合ったデイルーム女子会仲間MIさん

彼女一番最初に会った時にパジャマでなくてブラウスを着ていました。

彼女もパジャマをきていると病人感が満載するのが嫌で

ガーゼ素材のブラウスをネットで苦労して探したそうです。

(でもブラウスはボタンがたくさんあるのが難点)

富士子がカシュクールタイプのパジャマを考えていることを伝えたら

「デザイン検討の参考に活用して」と

ご自身のカシュクールシャツを一枚くださいました。

 

【協力者3】 ブログ友 もぐあおさん

彼女のブログで病院から借りた寝間着にポケットがついていて

ドレーンを入れられて便利だったという一文を発見(その記事はこちら)

写真も出ていたのだけど今ひとつどういうのかわからず

コメントで質問したら詳しく解説してくれました。

なるほど!とのアイデアだったので

自作の入院着に取り入れたいです。

 

【スペシャル協力者 創作服ー朋ーさん】

洋服のパタンナーから制作販売までを手掛けられている作家さんで

富士子の地元に住んでいます(仕事は全国区でやられていますが)。

先月の上旬、彼女の作品展があることを新聞で知り

そんな方が地元にいたんだと興味を持って見に行ってみました。

 

そこにあった服はどれもステキで好みだったのだけど

前開きのものがなかったので病院着に活用するこはできないから

残念だなと思っていたら「どんなものをお探しですか」と声をかけられて

こういう理由で私は前開き服を探していると伝えたのです。

そしたら

「病気の方が楽に着られる服はニーズがあるだろうと前々から思っていて

そういうの作りたいと思っていたところだから協力させてほしい」と

言ってくださいました。

それで富士子の要望を詳しく聞いてくれて

もとに前開きの服を考えてくれることになったのです。

 

プロに協力してもらえるなんてラッキーだけど、

作家さんにオーダーメイドをお願いしたらいくらになるのか

それが気がかりで、恐る恐る聞いてみたら

自分の作品のラインナップに加えるので

他の服と同じような一般販売価格でいいとのことでした。

本当ありがたいです。

 

それで試作品ができたので感想を聞きたいと連絡を受けて

今日の午後に会ってきました。

 

試作品を3パターンも作ってきてくれました。

どれもボタンでなくてマジックテープで2か所程度とめるだけで

前が全開になる作りです。

そしてデザインもとても素敵で、これなら病院着としてだけでなく

その前後もおしゃれ着として活用できます。

いろいろ迷ったけど、まずは一着

真ん中のデザインのものを購入することにして

少し手直しをお願いしました。

 

これを購入したら家でまずは着て寝てみて

寝た時にどんな感じになるか試してみようと思っています。

 

創作服 朋 公式HPはこちらから