踏み切ると決めた、その前夜。
おまえが落としたのは、金の斧か?
えーと。
正直者じゃのう。
心理学かい!
まあ、よい。
えー
女神がわざと、拾わんようにボロボロにしよったな。騙されへんでー。
なんで私がこんな目に合わなあかんのよ。
頭が真っ白、というか、真っ黒でした。
これでもか!ってくらい、自分を否定し、否定させ、不幸がおこり、でも招いたんは自分だと気づき、さらに否定し。
こんな状況でも、健気に頑張るかわいそうな自分と、死ねたらラクなのに、と思う自分が葛藤してました。
絶望の淵やね。
その淵で、女神が、現れました。
はたまた銀の斧か?
出来たら、どっちもいらないです。
普通は、二者選択はどっちかを選ぶものじゃぞ。
では、自分でもぐって探すがよい。
さらばじゃ。
探してくれへんの?いけず....
という訳で、自分でもぐってみました。
水に中は苦しいけど、何かある。
カナヅチやのに。むっちゃ苦しい。
必死で泳いで見つけたのは、黒い箱でした。
ボロい箱。
しかも、故意にポロポロにされているフシあり。
その箱を持って岸に上がり、開きにくい蓋をやっとの思いで開けると。
声が聞こえてきた。
なんで私がこんな目に合わなあかんのよ。あんなに色々我慢して、みんなのため思って、みんなのために頑張ってきたのに。
全部受け入れて、許して、それでも、みんなのために稼いで。自由にさせて、命令もせず、1人で抱えてやってきたのに。
ほんまやったらなぁ。
みんなおらんかったら、とっくにやりたい事やってるわ。もっとワクワクすることだけやってるわ。
なんで我慢せなあかんねん。私の世界で、自分が1番犠牲になってるなんておかしいやん。
ワクワクして生きたいわ。それだけやって生きたいわ。生きている意味どこにあるん。
犠牲になって、一生過ごすん?
しかも勝手に犠牲になってるだけやん。
やりたい事やれる環境やったのに。
自分を生きてなかったん自分やん。
ワクワクしたらいいねん。
今から、自分の人生生きたらいいねん。
何してん。
それが本音やん。ほんまの本音やん。
踏み出せ。
チャンスや。
これでもか!ってくらいのチャンスやないか。
そういうことか。
ずっと隠してた本音。
気づかなかった本音。
自分の心の中を泳ぐのは苦しいけど。
見つけたからには、素直に生きよう。
もう、大丈夫。
自分を守って生きて行こう。