僕はゲイ。そう母に告白してみた | Fuga Del Gatito Blog

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僕は物心ついた時から多分ゲイだった
でも誰にもそれは言ってなかった

言えなかった。
嫌われるのが怖いから。

拒絶されるのが苦しいから。
1人ぼっちになるのが辛いから。

だからずっとゲイである自分を押し殺してきました

でもね・・・今年の二月に僕は
カミングアウトしたんだ・・・家族に。

ゲイの人達ならきっと一度はみんな悩むよね。

親、家族、友達に、自分はゲイなんだよって
みんなに言いたい、本当の自分をみて欲しい

知って欲しい、認めて欲しい。
そう一度は思うよね・・・。

でも・・・怖いよね、苦しいよね、辛いよね。
自分らしく生きたい。でも自分らしくしたら
何かが壊れてしまう気がする。

そうきっと思うよね・・・
僕もそうだった・・・家族関係が壊れると思った

親や兄弟に言ったらきっと以前のようには
僕をみてくれない、関わってくれない

そう思ってた。

だからずっと言うつもりはなかったんだ。

でもね、彼氏の事で色々と悩んで
寂しくて、辛くて、好きすぎて

頭の中ぐるぐるで分け分かんなくなっちゃってて
体調不良になっちゃったんだ

そんな時お家に帰ったらね
いきなり母親に言われた・・・。


(母)どうしたの?こんな早く帰って来て?
(僕)別に。何でもない。
(母)誰かとケンカしたの?
(僕)別に・・・。
(母)ねぇどうしたの???
(僕)うっさいな、何でもないってば!
(母)だってこんなに早く帰ってくるなんて・・・
(僕)はぁ・・・気分悪くなって早退してきたの。
(母)えっ平気?なんで気分悪くなったのよ?
(僕)このごろ色々と考え、思い悩んでたから・・・
(母)何をよ?言ってみな。仕事?
(僕)はぁ・・・。違う。
(母)なら何よ?話を聴くよ。


そう、母は台所仕事をしたり飲み物を飲んだり
真剣に聴く気が無いように見えた・・・

何も分かってくれてない母親に
僕は身勝手にキレてしまったんだ・・・。


(僕)はっ?何が話を聞くだよ!真剣に聴くつもりないじゃん!
(僕)どっか行こうとしたり、まともに聴く気ないじゃんかさ。
(母)ちょっとトイレに行こうと思ってさw
(僕)何が話を聞くだよ、何も分かってくれないくせにさ!
(母)はいはいwちゃんと話を聞くよw


そう言い、母は僕の目の前に座った。

その時、僕はもう、少し泣いていたんだ・・・
そこでまた一方的に僕は何か言った・・・

涙でるは、苦しいは、怒る感情はあるはで
何を言ったかはあまり覚えてないんだ・・・。

でもね、こう僕は母親に言ったのは覚えてる。


(僕)僕だって本当の事を言いたいよ!
でも家族関係が壊れるし

(僕)でも、もういいよ!家族関係が壊れてもいいよ!
(僕)僕が○○○みたいならどうするのさ!

※同性愛のタレントさんの名前を言いました。

(母)えっ?フーガは、そうはならないと思うよw
(僕)ほら!やっぱり何も僕の事わかってないじゃんかさ!
(僕)なにがちゃんと僕の事を分かってるだよ!
(母)えっ?ホントにそうなの?まさか男好きなの?
(僕)そうだよ・・・僕はゲイだよ・・・。


もう涙あふれて何がなんだか分から無くなってた。
そしたらね・・・母はこう僕に言いました・・・。


(母)別にいいんじゃない?
(母)自分の人生を後悔の無いように生きなさい。
(母)自分の好きなように生きなさい。


そう母は僕に言ってくれました。

僕は泣いたよ、だって嫌われると思ってたから
家族関係が本当に壊れちゃうと思ったし・・・。

僕は幸せ者だったみたい。

だってゲイの息子を受け入れてくれて
以前と変わらず僕を僕のまま見てくれた。


母に言えて良かったです。
ゲイに産んでくれてありがとう。