私は田舎に住んでいる
どえらい 田舎に住んでいる
子育ての為 関西からとある県の ザ 田舎にに引っ越してきて
どれだけの月が流れたであろうか
通勤は車で1時間ぐらい 往復2時間
1週間(5日出勤)で10時間
1カ月(週4)で40時間
1年(12カ月)で480時間 通勤時間に費やす
1年間 実に丸20日間通勤時間に費やしている
8時間勤務換算なら 60日である
アホである
本題に戻す
どのくらいの田舎といと
ポツンと5軒家ぐらいの集落である
田畑があるというこで休みの日は農作業
ほぼ休みなしである
冬以外は 休みの日は草刈り 草刈り 草刈り
田舎暮らしは大変である
そんな休みのある日のこと
昼になったので 草刈りを止め 家に戻った時の出来事
いつものように 玄関先で汗だくの作業着を脱ぎ
ウッドデッキに汗をかいた作業着を干す
そう その場でパンツ一丁になり 家に入る
直ぐにシャワーを浴びて汗を流し 昼飯を食べる
これが農作業後の一連の流れ
しかしこの日は 少し違った
疲れ切った身体で 家に戻り
いつものように びしょびしょの作業着を脱ぎ
パンツ一丁でウッドデッキに作業着を干していると
家の前の納屋の後ろから 急遽 選挙カーが出てきた
ここら辺では田舎なので 人がいなさそうなところでは
ウグイス嬢も休むことが多い
私を見てか急にウグイス嬢がしゃべりだす
「○○ ○○でございます ○○村の方に選挙まえの最後のお願いにあがりました」
時速5kmぐらいでゆっっくり進みながら こちらに向かって手を振ってくる
私はパンツ一丁である
「健康的なお父さん お出迎えありがとうございます ありがとうございます
○○ ○○でございます」
私はパンツ一丁である
別にお出迎えするために ウッドデッキで待っていたのではない
「健康的なお父さん」って
へたしたら 変態に映りますからね
私は 隠す時間もないので パンツ一丁で選挙カーに手を振った
「おまえには投票しないぞ」と思いながら 笑顔で手を振った
ほんの数十秒の出来事だったであろうが
わたしには とても長い時間に感じた
関西に住んでいた頃は まさか自分が
パンツ一丁で選挙カーに手を振るとは 思ってもいなかった
みなさん 恥ずかしい恰好で 隠す時間がない場面に遭遇した時は
そんな思いを吹っ切って 相手に笑顔で 手を振った方が良いです
なぜなら 健康的な人にみられます