若い頃は 和食をたべるなら このお店
洋食なら この店か あのお店
洋服を買うなら このブランドがいい
などなど 色々とこだわりがあった
自分好みのブランドやメーカーを探し
ライフスタイルに取り込んでいく
それに費やす労力は惜しまない
まるで 雑誌にモデルと一緒に掲載されている商品イメージ写真などが
自分の日常のワンシーンのようにさえ思えていた
物を購入する時 そんなこだわりがあった時もあった
が しかし
今となっては 自分の事や物はすべて後回し
自分にふさわしい購入商品を探す労力すら湧かない
私は「枕」を幾度となく変えてきた
これ!という枕に巡り合えないのである
オーダーメイドの枕があるが 若い頃なら作っていたであろう
結局 今は娘が小学校の頃に サンタさんからもうた
「すみっコぐらし」のぬいぐるみを 枕として使用している
おっさんが である
また 先日「歯ブラシ」がなくった
嫁が 掃除用にしたのでは?と思ったが
さすがに そうではなかった
結局 見つからず
で 今は子供の替え置きようにとっておいた
「くまモン」がプリントされている低学年用の
短い歯ブラシを使っている
おっさんが である
若い時には考えられないことだが
もう メーカー ブランドなど どうでもよい
それなりの機能 働きをしてくれるのであれば
なんでも よいのである
ストライクゾーンが広くなったのであろうか
歳をとるということは そういうことなのかもしれない