最近 ニュースやドラマで話題の「冤罪」

冤罪が晴れるシーンはスカッとする

映画「ショーシャンクの空に」はわたしのお気に入りの作品の1つ

 

しかし この「冤罪」 刑事事件まではいかないにしろ

日常の何気ない出来事レベルでは 私達も常に気を付けなければいけない

 

昔こんなことがあった 

仕事帰りにショッピングセンターにあるスーパーに立ち寄った時の事

屋上の駐車場に車を止めて 1階にあるスーパーに行こうとエレベーターを待っていた

待ち人は私1人 知らない人とエレベーターに同乗するのが嫌いな私は

1人でエレベーターに乗れるのでは?と 期待していた

 

エレベーターが到着 ぞろぞろと買い物客が出てくる 最後の一人が出るやいなや

直ぐにインして 閉まるボタンを押す よし! エレベーター貸し切り! 

と喜ぶやいなや ん? んん? なんだ? 臭いぞ これはこき逃げではないか?

と思うやいなや 強烈な臭みが 鼻を襲う くっっっっさぁ!

もうエレベーターの中が黄色い気体で覆われている感じがするほど匂いが充満している感じ

強烈やなぁと思っているうちに エレベーターが次の階に止まる

 

親子連れ おばちゃん達と数人の買い物客がインしてくる

子供 ママ何か匂うね くさーい と 私を見る

母親 しーーっ!そんなこと言わないのという仕草で子供を見る 

他の買い物客も 鼻をクンクン ぴくぴくして 人差し指で鼻をおさえる 

そして何事もないです的な 我関せずのふり

 

いやいやいやいや 自分 放屁(こい)てないですからね

自分じゃないですよ! と 言っても信じてもらえないのだろう

急に屁こき魔扱いされて 動揺するわたし

臭そうな顔で私をみる子供 ひきつった笑顔で子供をみるわたし

 

いやいやいやいや 母親よ お前が「しーーっ!」ってやる時点で

もう犯人になってますからね ま 疑われるのも仕方がないシチュエーションかもしれない

が 信じてくれ! 一緒にエレベーターに乗っている同士(おばちゃん)よ!

俺じゃないんだって 俺は放屁(こい)てないんだって 

 

あまりに臭かったのか みんな次の階(2階)でエレベーターを降りた

私は屁こき魔扱いされた失意の中 

そのまま目的地(1階)まで行きエレベーターを降りたことだった

 

おそらく 1階でエレベーターを待っていた買い物客は

私と入れ違いでエレベーターに乗るなり 

私の背中を見ながら 「くっさー あいつこき逃げしよった」と思うんだろうなぁ 

と思った事だった

 

皆さん こき逃げは犯罪です!

それでもわたしは放屁(こい)てない!