多読を初めて3年ですが、
ホントに個人差が大きいなぁと思います。


文字に強い子は一定数居て
文字に弱い子も一定数居ます。


後はコツコツ度合いも。
毎週必ず読んでくる子は
やはり進みが良いです。


本人も1行の絵本を読んでいたのが
2行、3行...と
目に見えて増えていくので
やはりやりがいを感じるのだと思います。


文字に弱いかなーという子は
「読めない→だから読まない
 →だから読めない」の
無限ループに入っていく感じです。


あと。
「読めるけど、読んで来ない」
というタイプも居ますね…苦笑


でも、文字に弱い
ちょっと苦しそうに読んでいる子も
どこかのタイミングで「フワッと」
山を越えるんです。


「〇〇ちゃん...(〇〇君)
 ホントに...読めるようになったよね...
 自分でも思わない??」って聞くと


嬉しそうに、うん...と笑ってくれます


この3年間で何人もの子に
言ってきたように思います。


先日のレッスンでのこと。
Aちゃん(としておきます)も
ちょっと行き詰っているかな...と
感じていた子の一人。
レベル3から身動き出来ない感じでした。



隣の席の子が5を読む様子を珍しく?
じーーーっと見つめて、一言ポツリ。


「なぁ先生...これ私にも読めると思う?」
「Aちゃんが読めるかなって思ったってことは
 読めるんじゃない?」

「じゃあ、頑張ってみる!!」とニッコリ。


今まで、これ読んでみたら?という絵本も
「いいわ...無理…」と断っていたのに
お友達の音読を聞きながら
きっと感じたんですね。


「これ、読めるかもしれない」と。


翌週「自分から借りた」レベル5の本、
しっかり音読してくれました。


「もう次も5じゃないとイヤやで♪」
なんて言いながら
自信たっぷりに読んでくれた
今週のレベル5の絵本もとても上手でした。



その子自身の器に水が溜まるのを
水がフワーっと溢れ出すのを
ゆっくり見守って頂けたらなーと思います。


そして基本、発音などは
私が教室でアドバイスしていくので
各ご家庭では
誉め倒していただければなと思います笑