もう何年前になるかな
10年くらい前かな
上の子が3歳で下の子が生まれた頃
わたしのなかで
マックスでしんどい時期があった
育児ノイローゼ?!
毎日がつらくつらくて
朝になると、あーまた一日がはじまった
子供達はわたしを苦しめる存在
そんな状態にまでなっていた
つらい‥ エンドレスの子供との時間や家のこと
旦那さんや家族は周りにはいたけど
つらい、もうダメ‥って言えなかった
母親が子育てや家のことするのは当たり前
みんなつらくても頑張ってる
何度かしんどいと母や姉に言ってみたけど
母からはそんなこと言わないで‥わたしもつらいから‥
って、
八方塞がり
どこかへ相談に行こうかと言うと、そんなことしたら、目をつけられるよ、やめといた方がいいと保育士の姉から言われますます苦しくなった
どうすることもできない状態‥
何を血迷ったか
霊能者のもとへ相談にいった
ひどい人だった
つらくてつらくてしょうがない状態の私に
子供を殺した母親の話をした‥
そんなケースもあるから気をつけてと言う意味だったかもしれないけど
わたしの痛んでいる心にさらにナイフが刺さった
その後しばらく
食事が喉を通らなかった
その日の帰り道、わたしのなかで小さいけど、わたしは悪くないよっといったような声が薄っすらと聞こえた‥
だけど、その時のわたしはその霊能者から言われた
脅しのような、私が悪いと言う声が離れず拡がっていた‥
自分の声をその時は信じられなかった
ムリだった
私、良いお母さんになりたかった
良いお母さんと言われたかった
弱い人にはなりたくなかった
心の強い人になりたかった
育児ノイローゼになる自分は絶対に嫌だった
イコール心が弱い人の図式があった
現状の自分が全く受け入れれなかった
今ならわかる
自分が自分のつらいをわかってあげればいい
自分だけは自分の苦しみわかってあげれればいい
苦しんでいる自分に寄り添ってあげればいい
今からでもいいかな、
あの頃の苦しんでいる私に
寄り添って抱きしめてあげたい、
とにかく休ませてあげたい‥
あの後すぐに幼稚園に行くことになり
外へ出たことで少しずつだけど
苦しみが和らいでいった‥
もうすぐ娘が小学校を卒業する
あの頃を思い出した‥
やっぱり、自分を救えるのは自分でしかない
わかってもらいたい相手は自分だよ
あの時、いじわる霊能者に言われたことを間に受け
自分のことを信じることさえ知らなかった
分からなかった、わたしはわたしを見ていなかった
見ると言うことも分からなかった
今は違う
今は自分を見ることがわかってきた
だからね、
わたしはわたし見続ける
どんな時も目をそらさないよ