自分は幼少時期、小学校、中学校と、本当に弱いタイプの人間だったと思う。
クラスの中でも細々と生きていた。
いじめられっ子に、いつも狙われて。。。いじめられないように、
その回避をいつも考えてたように思う。
小学生の卒業文集のタイトルは ”不良” …(笑)
大阪の難波に行った時、カツアゲに遭った経験を書いた。
そこまで、弱い人間だった。。。
本当に負け続けている(ように思えた)自分が嫌だった。
”メジャーな存在に成りたい”
いつも思ってたけど、なれなかった。
なにか、自分が注目される
”人気者”になるため、いつもこんな自分でもできること、
情けない自分でもできること、
を考えてた。
ケンカが弱くても、スポーツができなくても、勉強がアホでも、家が貧乏でも
…何だったら…。
人を笑わせる事が出来たら、クラスの人気者になれる・・・。
"お笑い”
これに近づく事なら、できるかも・・・って思った。
そこから、小学生のありがちな、ダジャレから始めた。
言葉の似通ったワードと、身近なワードを見つけて、近くの友達(自分が思ってただけ)から、はじめて、ウケる、ウケないを試して判断し、うまくいったらクラスで披露する、、、、そのパターンを繰り返した。
尾崎豊ではないが、
なんでも大袈裟に話した。
そこで、徐々に、なんとなくクラスで存在感が出来ていった。
やっとクラスで”自分の席”が出来ていった、
クラスの野球にも誘われたり、授業の最後に、一言、言わされたり・・・。
好きな野球チームも、本心からやっと「〇〇(プロ野球にチーム名)のファン」って言えるようになった。
その中途半端な、彼女も作った事のない自分は、高校に進学した。
(つづく)