私達はこの世に生まれ、学生となりそして社会人として働きます。そして老後を迎え、死んでいきます。
私の友人にAさんがいます。
彼は40歳前半。ロータリークラブの仲間で高校の後輩でもあります。
5年ほど前にお父さんが亡くなり、相続によって収益不動産を100棟近く持っていて、毎月何億円もの家賃が放っておいても彼の口座に振り込まれてきます。
不動産管理業を営んでいますが、本当は働かなくても良い立場にあります。
そんな彼ですが、普段はポロシャツ、チノパン姿でサイクリング自転車に乗って、軽やかに三宮を移動する二児のパパです。
先日彼と話をしていて、彼の悩みを聞くことができました。彼の悩みというのは「自分の人生がこのままの状態で終わってしまうかもしれない」ということだそうです。
彼は何か世の中に自分のビジネスを生み出したいと考えているようです。
私などは自分の会社を拡大させて、自分の手を離れても成長し続ける状態まで育てて、そして、自分は早々に引退して悠々自適に暮らすことが夢です。その実現は一日でも早い方が嬉しい。
多くのビジネスマンは私のように、自分の携わるビジネスを平穏または成功裏に終えて、安隠と暮らせる生活を夢見ていらっしゃるのではないでしょうか?
多くの人には、元気な間は力一杯働く。
そしてゆっくり楽しく老後を過ごすという共通の感情があると思います。
働くことは、当然の義務、自分み、育んでくれる社会、人類、この世に対する責務なのかもしれません。
人間は成長段階に応じて、幸福感を感じる対象が変わってきます。
思春期位までは家族との触れ合い、だんだんと社会性が育ち、家族から社会との関係へと幸福を感じる対象が動いていきます。
そして、社会との関係は学生から社会人へと変わります。
結婚して自分が家族を持つようになると、再び家族との触れ合いが加わります。
比重の程度は人生を通じて変化しますが、家庭・社会(学校・職場)が人の幸福を感じる対象であることは間違いないと思います。
こんな事を書くと「職場で幸福なんか感じないよ。人間関係も、仕事もしんどいだけだよ。」という声が聞こえてきそうですが、ではその職場から解放された時、幸せは感じませんか?給料が入った時は幸せを感じませんか?
これに対しては誰からも異論はないと思います。
それでは、失業していたら幸せですか?これも幸せと答える方はいないと思います。
私が何を言いたいかというと、仕事を持っていることは幸せなのです。
仕事は辛く大変ですが、働くことは幸せなのです。
それを善と考えているから、その対価も当然のこととして嬉しく受け取ることができるのです。
私達は仕事を当然の責務しかも善なるものと捉えているのです。
そうであれば仕事を前向きに完全肯定して、力一杯仕事に向かうことを考えた方がスッキリとしませんか。
「ビジネス瞑想」によって、とことん仕事に取り組みませんか!
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あいき不動産鑑定株式会社
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代表取締役・不動産鑑定士
土田剛司(Takeshi Tsuchida)
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