※虐待のことが書いてあります。閲覧注意※








自分がネグレクトされてたってことは

理屈でしかわかっていなかったけれど、

(自分ではネグレクトの実感がなくて)

ある一場面を思い出したら、急に納得がいった。

 

小6の頃かな。

母と背丈がかわらなくなってきたころ。

家事のお手伝いをしないって怒られた。

髪を掴まれて引っ張られて、引きづられて、

痛かったはずなのに、嬉しかった。

お母さんがまっすぐに私に向かって来てくれてる。

私も体格が同じぐらいになったから対等にできる。

対等に喧嘩できる! って、嬉しかった。

本音で言い合える。

殴ったり殴られたりできる。

髪の毛掴まれてるから、手足をバタバタ出来る!

 

って、嬉しかった、んだ…。

 

 

抱きしめられた記憶って、ないなーと思ってたら

この時のことを思い出した。

 

あれは、私にとっては、抱きしめられた記憶だった。

私はやっぱりネグレクトされてたんだなって、

急に、寂しくなった、のでした。

髪引っ張られて嬉しいって、やっぱりおかしいものね…。