おはようございます。
MIKOTOです。
今日は貴金属の王様、「金」についてのお話です。
言わずと知れた金について書くところが、MIKOTOスタイルかもしれません。ピンクゴールドは、K18の場合、75%が金です。従って、金を避けてピンクゴールドを語ることはできません。今回は、金の歴史について少しだけ触れてみたいと思います。
金の発見は、紀元前8,000~4,000年頃(今から10,000~6,000年前)といわれています。英語のGoldはインドで用いられているサンスクリット語の「輝く」を意味する語に由来しています。金の元素記号Auは、ラテン語のAurumで、ヘブライ語の光を意味するor、または赤色を意味するAusからきたものといわれています。
1972年にブルガリアのヴァルナという街で、300基ものお墓が発見されました。そして、その遺跡からは大量の金製品が出土したのです。その場所は、紀元前5,000年前のものと考えられ、世界最古の金製品といわれています。つまり、人類は少なくとも6,000年前には既に金を装飾品として利用していたことになります。
日本においては、西暦57年に現在の中国から漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)(金印)を受け取ったとされています。万葉集(7世紀後半~8世紀後半に編まれた日本最古の和歌集)にも金が登場します。「銀も金も玉も何せんに勝れる宝子にしかめやも(万葉集巻五 八〇三)」とは山上憶良の詠んだ歌です。ちなみに、「金も銀も玉もどれほどのことがあろうか。いや、どんな宝も子供には遠く及ばない。」という旨の意味です。
・・・このブログの主役は金だったはず・・・
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