それはいわゆるビビっときたというものだろうか。
閃光が走るような、いままで感じたことのない気持ち。


寒い冬のある日、私は研修のインストラクターを務めていた。


インストラクターの講義や実技後に参加者がグループで実技に臨んでいく。


参加者は1人ずつ主役のように、リーダーシップを発揮する出番がある。参加者には事前にシナリオは知らされず、土壇場でこなしていくのだが、その中でとてもクールにこなす彼がいた。




この人かっこいいな…!





恋愛体質でもなく、感情より理性が勝るタイプなんだけど、そのときはなんだか無性に気になった。
閃光はしっかりわたしの心になかなか消えない残像を残していた。


研修は無事に終わり、打ち上げに。
あの人と話してみたいなーと思いつつ、
一次会では話す機会がなく、二次会のときに初めて話すことができた。


なんと、同じ大学、サークルの出身だということが分かり、話は盛り上がった。私が6つほど年上で、大学時代もかぶってはいないが、お互いなんとなく名前には聞き覚えがあったからわかった。
単純に後輩だということが分かり親近感がわき、嬉しかった。
お酒を飲むのもお互い好きなので、また飲みましょう!ということで連絡先を交換した。





それからまた会うのは2か月後だった。