「西の魔女と東の魔女。
2人が対決するとどうなるのか。」
なんて、
・・・単純にそんなフレーズが浮かんだ。
西の魔女、東の魔女。
ただそのフレーズが何かしらに使えないかと考えた為、
妄想が膨らんだのだと思う。
西の魔女、とはすなわち西洋の魔女で。
”魔女”という単語で一般的にイメージされる、
黒ずくめで三角帽をかぶって箒を持っているような、魔女。
東の魔女、とはいうなれば東洋の魔女で、
知られた言葉としては”シャーマン”とか”祈祷師”とか”呪術師”
みたいな、そんなイメージ。※1
東洋という土地柄、有色人種。
実際には、どちらもおとぎ話に出てくるような
魔法を使うわけではないのだけど、
これを”物語”として成立させようとした時には
単純に、それぞれが”使いそうな魔法や技”っぽい何かを繰り出して
やぁやぁとやり合うのがわかりやすいのではないか?
と考えた。
やり合う、というと言い方が悪いか。
お互い犬猿の仲、というべきか。
序盤の2人はそんな感じで、仲が悪い、もしくは
西の魔女やその友人達により
東の魔女がいじめられている構図で始まって・・・
それで、
ストーリーが進むにつれ、
お互いを理解していき、最終的には強い絆ができる、
みたいな。
そんな単純な感じがわかりやすい、かと思った。
・・・。
でも、妄想はすぐに膨らんで、
魔女の力を持つ2人の女に対して
”男”の存在がキーになる気がした。
たぶん、西の魔女と東の魔女の仲が悪い理由には
”男”の存在があると想像した。
それは、恋愛感情の絡む”男”ではなく
”女に対して漠然とした嫌悪の感情を抱えた男”だったり
”女同士の結びつきを知らないor良しとしない男”だったり
はたまた
”権威を振りかざせば済む”と思っている男だったりする、
そんな存在が
主人公の魔女2人を貶めているんじゃなかろうかと思った。
実際に、
”魔女”というのはおとぎ話の中でも有名だけど
中世ヨーロッパであったような
異端・逸脱者への迫害行為=”魔女狩り”の
ターゲットの事だ。
また
※1…
実在する”東洋の魔女”らしき存在の事を知った時、
私は勘違いをしていて、
シャーマン=東洋の魔女、だと思っていた。
でも本来は、”シャーマン=男の呪術師”を指すそうで、
この”シャーマン”が、特定の女の人に
”災いをもたらす者”の疑いをかけることで
(言い換えると”呪いをかける”ことで)
迫害やリンチのターゲットにしているのだという。
=東洋の魔女と言えるのではないか?
だから・・・
私の妄想の方に話は戻るけれど
2人の”魔女”らしき女たちは
”西と東”という形で対立しているように見えるけれど
実際には、
”魔女”という”災いをもたらす者”の烙印を押された者同士、
同じ様な痛みや苦しみを持っている可能性もある、と想像した。
もちろんそれは、
ジェンダー問題やミソジニーの延長である。
同じ痛みや苦しみを持つ者同士は、
共感し合えるし、絆が生まれる。
そういう繋がりは、
シスターフッドに通じるものがあると思う。
・・・というか、まさにシスターフッドじゃない?
というわけで、
「西の魔女と東の魔女。
2人が対決するとどうなるのか。」
についての答えは出なかった。
むしろ、答えとしては
A.絆が生まれた
ということで、収めておくことにした。
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実を言うと、
最近、物語を考える活動をしている。
物語、というのか
小説(超ショート)というのか
シナリオなのか脚本なのか。
作品として未完成かつダメ出しが多く
ふと思いついたものは
案出しとかプロット提出までするが、
ほとんど没だ。
アイデアは浮かぶのだけど、
作品としては成立しない模様。
まぁその理由としては
サイズ感とか状況が整わないとか、
諸々あるのだけど。
ちなみに、この魔女2人の話を思いついたのは
去年の9月。
という本を読んだとき。
妄想が膨らみすぎて、
ネタとして強固なものに出来ないかと悩んだ末に、
なぜか”先生に会いに行く”、という暴挙まで達成。
(先生とは、いつもの憧れの先生、です。
お詳しそうだったのでご意見伺いまして。
この記事の中にも先生との話を元にしている箇所があります。)
けれども、
しばらく考えていたら、
最初は仲悪くても最後には絆が強まる魔女2人と
男(権威)とか出てくる物語なんて、
どこかで聞いたことあるぞ~、となりまして。
考えてみたら、
私の大好きな女優、Willemijn Verkaikさんが
三か国語で主役を勤めていた舞台
『Wicked(ウィキッド)』と、設定がなんだか似ているなと感じました。
あちらの場合、男性のフィエロは良いキャラクターだったり
本当の悪役も、魔法使い、だったりするので
全然違うといえば違うのですが。
でも”ウィキッド”の運命を背負うエルファバは、
肌の色が、緑という有色ですし。
西の魔女、南の魔女、という単語も出てくるし。
共通点がなくも、ないです。
(湾岸戦争を背景に作られた、という話もあるそうで
強いメッセージが込められているのは確かです。)
そんなこんなで、
これだけ語りましたけど、
一旦私の頭の中の妄想は、
妄想にとどまることになりました。
少し今の課題と、先生の本を読むのが進んだら
改めて取り掛かるのも良いのかもしれません。
長くなったので、このへんで。
おやすみなさい。