浜田省吾は知ってるけど、

 

浜田金吾って誰。

 

とよく言われた。

大学の先輩が、「これいいよ」と貸してくれた

LPレコード。

 

浜田金吾のファーストアルバム 「マンハッタン イン ザ レイン」

当時としては、めずらしい米国での録音。

 

浜田氏もアメリカを感じながら彼の風景を

音楽にしたように思える。

 

録音も現地のスタジオミユージシャン。

皆さん、レベルが高い。

 

そして何より、お互いにいい音楽をつくろうと

頑張っているのが、伝わってくる。

 

確かに今から見ると、歌謡曲から

都会的なアメリカ音楽に移行中。

 

しかし、その後のアルバムもこの一枚を

踏襲するような活動に思える。

 

実は

氏の後の4THアルバムB面に「街のドルフィン」がある。

当時は脚光を浴びることはなかったが、

これが、最近アメリカの若者に人気曲となる。

 

正直信じられない。

でも、うれしい。

よかったね、金吾さん。

 

当時のカセットテープを

屋根裏部屋から探してきた。

そして、カットテープレコーダーも買ってきた。

 

ボタンを押すと、なつかしい声。

ハスキーで甘い声。遠い昔が

よみがえる。

 

 

 

「冒頭の写真はNHKクリエイティブライブラリー」

「音楽はガレージバンドで作成」