2010年9月中旬


ステロイド治療のおかげで体調はずいぶん良くなってきた。

熱はほぼ下がり、痛みも緩和されている。

病院内を散歩できるまでになった。


しかし相変わらず生検の結果は出ず。


私はこの時暇だったこともあり

悪性リンパ腫の本を読みまくった。

敵を知らんと闘えんわメラメラ

ふむふむ得意げ抗がん剤さえすれば何とかなりそうと

勝手に思っていた。


先生よりステロイドが効いて体調が安定したようなので

少しずつステロイドを減らしながら

生検の結果を待ちましょうと。


ステロイドは30mgから始まったが

徐々に減らしていた。


先生から途中経過だが説明しましょうと言われる。


あらゆる可能性を検査した結果

病名は二つに絞られたらしい。


一つはT細胞性悪性リンパ腫。

もう一つは慢性活動性EBウイルス感染症。

もしくは二つを併発している。


いきなり言われてもさっぱりわからず。

感染症って癌じゃない可能性も出てきたってこと?