夢も希望も無いエンディングの 虚しいお伽話なんて誰も見たくはない -7ページ目








昔はずっと寝込んでいて周りと関わりを持たない母すごくコンプレックスだった




みんな母と買い物に行けて楽しそうだなとか
お弁当作ってもらえていいなとか
そんなことばかり考えていた


父がその分をカバーしてくれていたし、
離婚していないだけかなりマシなんだと思うけど

自分の中の当たり前の家庭でないことがとても辛かった


けど、25歳になった今
たまたま自分だけの
幼少期のアルバムを見返すと


お母さんが笑顔で抱きかかえていてくれたり、
お母さんが作ってくれた弁当を持って写っている写真が何枚もあったり、
運動会でお母さんと手を繋いで競技に出ている写真があって、

みんなより短い期間ではあるけれど、
ちゃんとお母さんしてくれていたんだなぁって思った

その頃の記憶は自分自身は全然ないけど



お母さんが自分をすごく大切に想ってくれていることは今でもわかる

会えば

からだたいせつにね

けっこんしきはいつ?

ちさとはかわいかったんだよ

って私の話ばかりする

ちゃんとした口から発した言葉ではないけれど


こうやってずっとずっと
ほぼ月一でしか家族に会えなくても
今までも私たちのこと1番に考えてくれていたんだなぁと思うと
どうしてあの時助けてあげられなかったんだろう
どうして逃げてしまったんだろう

と自分の無力さも身に染みる



今になって思えることだけど


その当時はそんなお母さんが好きじゃなくて、
むしろ毛嫌いしてて、うまく寄り添えなかった




もう後悔するのは嫌だから

またたくさん会いに行くね






実家に帰ると初心に戻る

そんな私の家系を不審がらず支えてくれている恋人も本当にありがたい













新幹線の中でたくさん泣いてしまった

もうキモいおばさんだからやめとこう