案の定夢を見た
浅い眠りの中、ひとつのストーリー、長い長い夢を見た
何故か私は間借りする約束をしていた
長屋の狭い畳部屋二間に住む夫婦に、奥の一間を貸して欲しいと頼んだ
雨漏りして剥がれた壁紙、修理代の10万と520円を握りしめておばさんを訪ねた
おばさんはもう大工に修理を依頼していて、私を驚かそうと思っていたのに、と笑った
見積りはありますか?と言うと、見せてくれた見積書の金額は10万と520円、あぁ、ちょうどを持ってます、と渡すとおばさんは微笑んだ
私は家賃を払うのに、なんで修理代を払うんだろう、それに何の理由で間借りするんだろう‥
夢の中で私はずっと考えていた
机のことではなくて、訳のわからないことを考え続けた
目が覚めて、10万と520円をしっかり覚えていることが気になるけれど、思い当たるものがない
夢に何か意味があるのかないのかもわからないけれど
心のモヤモヤは晴れず、なんなら動悸さえする
午前中までは時間がある、まだ考える時間はある
出勤前の夫にも話してみた
俺のパソコン机と変えようか?パソコン机ならスチールだから車庫に出してもいいし
そう言われても返事に困った
学習机は倍くらいの大きさはあるし、夫の部屋には似合わない
ここまできてやっと決心がついた
こんなに悩むのなら決めてはいけない
手放すのは今じゃない
やっぱり処分を断ろう
別の部屋に移すけれど私が使う
そう決めたら、スーっと胸がスッキリした
役場の開く時間すぐにキャンセルの電話を入れた
よかった、間に合った
悩んで良かった‥
些細なこと、たかが古い机のこと‥かもしれないけれど、私にはわりと毎度のことなのです
完全に壊れてしまったりすれば悲しくても諦められるけれど、大切に使ってきたものはなかなか処分できない、運良く誰がに譲ることができればいいのだけれど‥
買うのは簡単だけれど処分は難しい
悩んだけれど納得できる答えが出せて良かった
今年のお正月は熊本城、阿蘇旅行に行ったよ




