親友を癌で亡くした。

悲しみに暮れる中、彼女の残したブログを読んだ。

彼女は、私が想像していた以上に、命を輝かせながら懸命に生きていた。

毎日を目いっぱい楽しみ、心豊かに闘病の日々を過ごしていた。自分だけでなく、他の人達の幸せを祈りながら…。

これほどだったとは、私は知らなかった。

私はこんなにも真剣に、本気で生きたことがあっただろうか。

考えさせられた。

だから、彼女は多くの人達に愛されたのだろう。


誰でもいつかは必ず死ぬものだ…、いつもそう考えていた。この言葉を聞いた親友はどんな心持ちだったか、「考えは分かるけど、やっぱり辛いな。」そう思ったんじゃないかな。

そう、私は舐めていたんだ。

死によって別たれることが、こんなにも辛いことだったとは…。

胸が張り裂けそうだ。


今は40年近く私の親友でいてくれてありがとう、と、感謝している。


神さまのみもとで、安らかに休んでくださいね。