私はキャンドルを仕事にしています。

ネット販売、対面販売、委託販売、展示会、コラボ販売、OEM販売…などなど

色々な販売をしながら活動してきました。

去年販売していた秋色の透明キャンドル。

自分で作った物を販売する

ハンドメイド界でたまに見かけたのが

制作して販売するという作家活動から

レッスンを始めたり、

教える事にシフトしていく人たち。

その時、思っていた事があります。

ハンドメイド作家がレッスン始める

＝イコール

もっと稼ぐため。

稼ぐ方向にシフトした人。

（コースレッスンなどは商品より単価が高い事が多いため）

あ〜そっち（稼ぐ方向）に行ったんだな…。

という冷めた目を向けていたような気がします。

（キャンドル作家さんというよりかは、ハンドメイド界全体に対して）

私の偏見がすごい。笑

そして

私は違う。

販売でやっていくんだ！

作品で勝負するんだ。

良い作品を作ったら自然と良い方向へ行くんだ。

とも

思っていました。

これも去年の秋のキャンドル。ほおずきを包んだみたいで可愛い。

なのですが…

今、レッスンをしています。

あれ？いつの間に？

嫌煙していたのに？

色んなきっかけはあったのですが、

言葉にするなら、

可能性を感じてみたかった。

キャンドルを通して、私にできる事をたくさんしてみたかった。

じゃあ

販売だけじゃなく、何ができる？

教える、伝える事をしてみる？

はじめに挙げたような偏見をもっていた私なので、もちろん抵抗はありましたが

新しい事にチャレンジする好奇心が勝ちました。

そこに行き着くまで

地道に頭の声を減らしたからだと感じます。

（でも…もっと売上あげられるかも？とも思っていました😂全く確信はなかったですが）

実際はじめてみたら

作品の単価よりも

レッスンの方が単価は高いので

結果的に売上も増えました。

（簡単にはじめたような書き方だけど、準備はめちゃくちゃ大変だった😂）

売上が増えてとっても嬉しい！

嬉しいのですが

それよりも嬉しいのが

「心震える楽しい事ができている」という感覚。

はるラボ仲間のあやこさん、ななさんもキャンドル作ってくれました。

売上上がって嬉しい！は

嬉しさとしてはそこまで長続きしなくて

この「心震える事をできている」感覚がものすごく嬉しい。

という事にも気づきました。

あの時偏見まみれだった私は

「稼ぎに行った人…悪！」みたいに

自分の思考が世の中の当たり前で、

正しい感覚をしていると思っていたけど

自分ができる事を必要な人に届けて

相手にとても喜んでもらえて、

それを目の当たりにして、心が震えるほど嬉しい。

の方が

よっぽど正しい循環で、幸せな世界じゃないか…。

今はレッスンで、

たくさんの方にキャンドルの事を伝えられて

質問してもらうたびに、ありがとう！と思えて

お客さんとキャンドルについて

熱く語れる時間がとても楽しいのです。

今、新しいプロ用のコースや

オンライン動画レッスンも進めていて

やる事多すぎて

完成が全く見えてないのだけど

コツコツ進めたら

出来上がる事も分かっているので

時間もっと欲しいよ〜😭　

と思いながら

1日に少しでも進めるようにしています。

不思議なのが、

新しい事を学ばなくても

自分の抵抗感がなくなると、どんどん進められるんだなという事。

1人で仕事する上で、ここが1番大事だと思う。

アルケミでこの部分の感覚をコツコツ変えてもらったんだなと思います。

アルケミは8月末で一旦終わりましたが

（正確にはまだ続くけど）

9月からはHALLAB.でまたお世話になります。

初級コースで作る氷のキャンドル。

「新しい事」への抵抗感が消えた時