先日の初診、市の医療センターに行きました。
受付をして、問診票を書き、体温計測、血圧測定まで行いました。
ここまでは通常通り。
当然、問診票には今までの妊娠出産歴を書くところがあるので、娘のことを普通に書きました。
妊娠高血圧症候群、HELLP症候群についても。
そして、待ちが長くなると最初に言われており、覚悟していましたが動き回る娘を回収したり誘導して元の場所に戻そうとしている間に時間は経過していたのであまり苦になりませんでした。
(娘のとき最初に通っていたクリニックも待ち時間長かったしね…)
案内のモニターでは、今診察中の人、もうすぐ呼ばれる人の受付番号が表示されていましたが、それの「もうすぐ呼ばれる人」にも私の番号が載らないうちに、産科の受付の人から名前が呼ばれました。
何事かと思ったら、普通の外来診療をしているところとは別の「指導室」のような場所に案内されました。
明らかに外来診療している人とは別の先生が中にいて、診察が始まりました。
なので、「そろそろだ~」って思う前に呼ばれたのでいきなり感があって若干焦った
割と歳のいった先生でしたが、問診票を見て、前回の妊娠について聞かれました。
・最初に通っていた病院
・その時の指摘(胎児発育遅延)
・何週までその病院に通ったか、大学病院に転院したのはいつか
・出産は何週か
などなど…
問診票に載せきらなかったこれらの情報を丁寧に電子カルテに打ち込んでいました。たまたま持っていた娘の母子手帳も見せ、血圧の経過など確認したようです。
「大学病院に通うのは遠いし大変なので、もしNICUに入る必要がなさそうならここで産みたい」
と言ったのですが、
「うちもNICUあるし、1000g以上なら受け入れ出来るから大丈夫ですよ。私が(妊娠高血圧症候群の)専門ですし」
との返答。
ここまで言われてしまうと、なかなか「紹介状ください」など強く言うことは出来ませんでした( ノД`)
呼ばれた部屋は指導室でエコーの機械がなかったので、外来に使っていない別の診察室に移動して経膣エコー。
無事に心拍が確認できました。
その後もう一回指導室に戻り、
「次、約2週間後、ハイリスク外来に来てください。そこで予定日決まってから母子手帳を取りに行ってもらいます。」
と言われて終了。
指導室を出たところでベテラン風の助産師さんとお話。
「もしお腹が痛かったり、出血したとかあったら夜でも昼でも電話してね」と心強いお言葉をいただき、安堵しました。
その助産師さんには、「実は、こういう理由で大学病院への紹介状を書いてほしかったんですよ…」と言ったら、「言ってみていいと思うよ~。ぶっきらぼうに見える先生だけど大丈夫」と返ってきました。
とりあえず、次の予約の日までに大学病院への転院を本当にお願いするかどうか決めなければ。
今回の初診、通常の流れとかなり異なった感じがあったので、
おそらく問診票で「ハイリスクっぽい人が来た→先生呼んで来よう」となって、通常の外来とは異なる対応をしてくれたのかなと思います。
ちゃんと問診票見て、きちんと対応してくれるんだな~とこの医療センターに対して割といい印象を持ったのも事実です。
ここにも専門の先生がいる、1000g以上の受け入れが可能なNICUがあるというのは心強い。
そして、「もしかしたらここでお任せしても良いんじゃないか…」という迷いも出てきてしまった。
でも、1000g以上で生まれる保証もないし、仮に超えてもギリギリ受け入れ可能というのは不安材料でしかない。
(大変失礼な話だが) この病院にNICUができたのは娘が生まれてからだし、すごく新しいNICUだという点が若干不安。(スタッフは経験豊富な人がいっぱいいるんだろうが…)
娘を生んだ大学病院のほうが、
・規模が大きい (NICUの規模では全国有数)
・いろいろ勝手を知っている利点
・22週から赤ちゃんを受け入れており、500g台、中には400gを切るような子も育てた実績も十分なので、娘くらいの週数ならほぼ問題なく大きくなるだろう
・やっぱり長年の実績があるのは心強い
ああ、頭の整理をする時間が必要みたいです…。
体調のいい時にいろいろ考えてみます。