29週6日③〜どんどん身軽に&一般病棟へ | *雪のかけら、ふたつ*

*雪のかけら、ふたつ*

長女ハル(仮)*重度子宮内胎児発育遅延→27週で早発型妊娠高血圧症候群、救急搬送
管理入院の後HELLP症候群→29週、840gで誕生
→低身長経過観察中
次女ナツ(仮)*再発なしで2690gで出産。
→母の遺伝か低身長気味

ふたりの娘の記録と、母のつぶやきです。

回診の後、看護師さんに尿管を抜いてもらうことになった。
処置室まで歩いて行って、久しぶりに内診台に登った。
傷が痛いのに内診台…と思ったが、意外と大丈夫だった。

別に内診台に登らなければ外せない訳ではなく、歩けるか確認するために来てもらっているとのことだった。
尿管にもお世話になった…が、尿管も位置が悪かったりがあったらしく、入れているのにトイレに行きたい感じがしたことがあった。
看護師さんに訴えると、ホースを動かして流してくれたっけ。

回診の後、血圧を下げる点滴も外された。血圧は130台で若干心配ではあったが…。

結局、最後に刺した子宮収縮剤の点滴(刺し直したやつ)だけが残った。


この状態で、一般病棟に移ることになった。
帝王切開して、もうMFICUにいる理由も無くなったんだね。
県で唯一の総合周産期医療センターだもんね。
次から次へと受け入れ養成が来て、常に満床状態なんだろうなあ…。

退院後、地域周産期医療センターについても調べた。地域周産期医療センターですら受け入れが30週以上かつ1000g以上だったりするので、まさにここでしか助けてもらえなかったんだよね。すぐに受け入れてもらえたのは幸運なのかもしれない。


荷物をカートに載せてもらい、車椅子で一般病棟へ向かった。
案内された部屋は4人部屋で、MFICUよりは古くて狭かった。MFICUでは壁に備え付けられていたNSTの機械もなかった。
トイレもシャワーも部屋にないため、廊下に行かなければならない。
まだ歩くのにもかなり痛みがあったため、トイレは早めに行動しなければ…。と思った。

一般病棟へ移ってしばらくすると、最後の子宮収縮剤の点滴も終了したため抜いてもらった。
久しぶりに、何も繋がれていない完全フリーの状態になった。