朝になって、ようやくサチュレーションの装置が外された。これだけでも開放感!
朝一で採血をすると言われた。
…でも、左腕に血圧下げる点滴、右腕に子宮収縮剤の点滴が入っている状態でどうやって採血?
(帝王切開前に抗生剤の点滴を入れたラインは、手術後はそのまま子宮収縮剤や痛み止めを入れる箇所に利用されていた)
聞くと、脚から採血すると言う。
そして、看護師さんでは採血できないらしく「先生を呼んできます」と言われた。
しばらくして先生がやってきて、「ちょっと我慢してね~」と言いながら採血してきた。
採られた箇所は、右脚の付け根…。
頑張って耐えたけど、さすがに痛かったかな。
この日は、週に1度の教授回診の日だった。
見慣れない先生と一緒に顔を出したのは、お世話になっていた助産師さんだった。
不安でたまらない私をいつも励ましてくれたり、NICUに見学行こうとか、常に優しくしてくれた。
ぜひこの人に立ち会って欲しかった…と思っていたけど叶わなかったなあ。
もう、顔を見た瞬間に泣いてしまった。「頑張ったね~、赤ちゃんに一緒に会いに行こうね。」と言ってくれた。
偉い教授先生、蚊帳の外状態でゴメンナサイ…。