処理費用の削減や環境保全のためには、資源をいかして、リサイクルをするなど、ごみを出さない努力が必要です。ごみとして出す前にリサイクルに使えるものはリサイクルステーションなど(関連ページ「リサイクルステーション、古紙問屋の利用」を参照ください)に持ち込みましょう。

それでも日々、ごみは出てしまうものです。次に必要なことはそういったごみをきちんと分けて適正な処理をすることです。

家庭から出るごみは大きく分けて、資源、燃やすごみ、金属ごみ、埋めるごみ、粗大ごみ、有害ごみ、家電リサイクル法による家電4品目、パソコンに分けられます。

毎日出る家庭のごみをこれらのどれに区分するかを下記で検索できますので参考にしてください。

* (注意)複合している製品はできるだけ分解してそれぞれの区分で出してください。
* (注意)指定ゴミ袋に入らないものは粗大ごみです。

また、家庭で出るごみを直接処理場へ搬入することもできます。関連ページ「自己搬入 家庭で出るごみを直接処理場へ持ち込む場合」を参照ください。

現在のリサイクルの仕組みの中で、資源として再利用できるものは極力資源化を進めるため、また、埋め立て処分場の更なる延命を図るため「プラスチックごみ」の分別方法を平成19年4月から変更しました。詳しくは関連ページ「プラスチックごみの分別方法」を参照ください。
ごみの分別をする目的は、ゴミの減少「リデュース(Reduce)」、再利用「リユース(Reuse)」、再資源化「リサイクル(Recycle)」、不要なものは断る「リフューズ(Refuse)」という4つの考え方で、循環型社会を作ることにあります。
この分別の基本となる4つの考え方は、それぞれの頭文字をとって4Rと呼ばれています。

温暖化対策の一環としても、ゴミ処理にかかるエネルギーや温室効果ガスの排出量はかなり多く、分別によるさらなるゴミの削減と新しい資源の確保が必要となっています。
ゴミの分別は、新しいエネルギー資源の宝庫であるとして注目されているのです。
ゴミの種類

ゴミには、大きく一般廃棄物と産業廃棄物に別けられています。年間5万トン以上にもなる一般廃棄物の中には、私たちが生活している各家庭から出る生ゴミなどの生活系一般廃棄物と会社や事業所などからでる印刷物や梱包剤などの事業系一般廃棄物に別けられています。
この2つのうち、7割近くを占めているのが家庭から出るゴミで、日本人は毎日一人当たり1kgのごミを出して生活していることになります。

また、年間4億t以上も排出される産業廃棄物は処理方法の違いによって20種類程度に別けられています。産業廃棄物の中には、埋め立て処理や高額な処理費用がかかるものも多く、高額な埋め立て処分代や処理料金を払いきれず不法投棄されるものもたくさんあり、そこから有毒物質が出る、生態系を壊す、など大きな問題になっています。

私たちがごみとして排出しているものの中には、資源となる物やまだまだ使うことが出来る物も沢山あります。
今までただのごみとして捨てていたものの中にも、きちんと分別すればまた再利用できるものも多く、ゴミ処理にかかる費用や排出される温室効果ガスを削減するために細かい分別方法やリサイクルに関する法律が沢山出来ています。
しかし、資源になるものでもきちんと分別されていなければゴミになってしまうのです。
「自然はどうやら人間に愛想をつかしたようだ。私たちはゆっくりとした速度で集団死に向かっている」

今年8月、米誌「タイム」は地球温暖化の進行をそう表現した。
「集団死」という恐ろしい言葉を使うことで、人々の意識を変えようと迫っている。

温暖化は疑う余地がないという主張が支配的になりつつあるが、
身近なエコについて、兵庫県内に住む女性(37)からこんなメールをいただいた。

《私の住んでいる市ではあまり分別が進んでいません。少し前に読んだ本によると、
アルミ缶以外のリサイクルは意味なしと書いてあり、すっかりばからしくなってしまいました》

《スーパーがレジ袋をタダで渡さないのも、単に経費節減のためなのでは?
エコブームにうまく乗せられているような気がします》

女性が読んだ本は『偽善エコロジー』(幻冬舎新書)。
幻冬舎によると、昨年5月に発行され、約21万部が売れたという。

この本によると、レジ袋は石油の不必要な成分を活用したもので
「レジ袋を追放しても石油の消費量を減らすことができない」。

さらに「ペットボトルのリサイクルはよくないので、生ゴミと一緒に燃やしましょう」
「ゴミの分別をやめれば税金の無駄遣いが減る」などと、常識を覆す提案をしている。

著者は中部大学総合工学研究所の武田邦彦教授。
温暖化についても「地球ができたとき、最初の大気は二酸化炭素だらけだった。
間もなく不足するので生物が繁栄するために、二酸化炭素はいまの5倍くらいあった方がいい」としている。