朝、ギュウギュウ詰めの電車の中で、「すいません、この人痴漢です」と2回くらい女の人の落ち着いた声がした。
反対向いてて、向けなかったけど、次の駅で見たら、背の高い、35歳くらいの普通のサラリーマンだった。
言った女の人も、落ち着いた声が、逆に、腹を決めた覚悟を感じた。
ガタイのいいサラリーマンに後ろから両腕をつかまれて、抵抗もなく、駅員に引き渡されていた。
女の人は、同行したかは分からないけど。

女の人は、腹立たしくてしかたないだろうし、
その、痴漢として引き渡されたサラリーマン、被害者が被害届け出したら、警察。
会社にも遅刻しただろうし、家族に何て連絡するんだろう、と思った。
本当に痴漢をやってたとしたら、会社的地位は、リセット、というか、マイナス。
お父さんは、痴漢をしたんだよ、なんて、お母さんから、子供に言えるわけがない。
痴漢だけじゃなくて、つまらんことで、人生を台無しにしないように、せんとな。
春の宮崎といえば、高校卒業して家を出る前日、ボロ家のささくれた縁側に座って、
ポカポカ日差しの、生暖かい風の中、このボロ家を離れるんだ、と思ってたのは覚えてる。
でも、寂しさなんか全くなくて、都会に出て行く楽しみでウキウキしてた。
でも、今になって思うと、生まれてからずーっと住んできたあのボロ家は、そのときが最後だったのに、
記憶に残そうともせずに、さっさと去ってしまったことは、残念。
もっというと、宮崎を離れようとしたのは、もっと残念。

でも、でも、離れて分かったこともある。たぶん、そのまま宮崎にいたら、宮崎の良さなんか、全く分からないまんまだったんだろうと思う。
春の宮崎に、いぬるように、仕事、調整する。
今回を逃すと、春の宮崎にいねん気がする。
暇を持て余して、何をしたらいいか。
暇つぶしに、携帯サイトを見る。
早く昼にならないかなあ、とか。

こういう隙間は、体にも精神的にもよくない。
常に、やりたいことが2・3個、一列になって待っている。
それは、なんでもいい。
俺の仕事後は、酒飲みたい。
電車の中で、寝たいときもある。
手を抜きたい時もある。
○○したい、が、いつも、いくつもある。

「することない」、「暇つぶしに」なんていうのは、人にとって猛毒だと思う。
意識的に、「暇だ~」っていう状態は、「暇な時間が欲しい」と思って、意図的に作ってることだから、いい。
時々、自分は、人から見て、指摘しにくい人になってないか?と思う。
無くて七癖と言われるように、自分で気付かないことは必ずある。いいことも悪いことも。
そこを言ってくれる人がいるか?
話しかけにくい人であってはならん
だから、目一杯春感じて、脳みそに深く刻み込みたい。
今、目にしてることは再現できない。
だから、どんな状況に置かれていようが、この二度と再現できない自然を体いっぱいに感じたい。
今、この瞬間瞬間が、未知の世界。常に未知の世界。
いつもの生活、変化のない生活、なんていう言葉は、おかしい。
今、目にしてることは、必ず新しい。
そう思うと、なんか楽しい
よく聞く言葉「こうじゃないと、できません」とか。
あれがないと、できません、、とか。

こんな、目まぐるしく世界状況が変わる中で、「こうじゃないとできない」って言える人、
あんた、いつの時代の人なのよ。

例えば、ガソリンも高くなる、コーヒーも、パンも、また高くなる。
よっぽどのカリスマ経営者とかなら、そんくらい言っても、環境を整えてくれるかもしれんけど。

周りが変わることが当たり前、この今の環境って、絶対二度と来ないし、自分で変わっていかにゃ。
「春の、木漏れ日の中で、、、君のやさ~しさに
埋もれて~いた~ボクは~~
何とかだった~んだよね~」・・・かな??
ああいう切ない、キワどいのって、久しく見てないなあ。
暖かくなると、ふと思い出す。
通勤時間が長くなった!! もちろん嫌だけど、頭を切り替える!!!
電車ん中で座って寝るのは、もったいない!
こういう、狭い空間だけども、仕方なく強制的でありながら、その中で何をしてもいい時間は貴重!
・立ちっぱなし・・・何もしなくても、電車の揺れに耐えるだけで、足腰・腹筋の鍛錬
・本は持てる・・・絶好の勉強環境だろうが!できれば、座って書きたいところだけど、座ると、体の鍛錬にならん。

通勤時間が、1日往復3時間だとして、1ヶ月少なく見積もって20日とすれば、なんと60時間も勉強する時間がある!!
これはすごい!
1日1日は小さいけど、積み重ねると、すごいことになるな。これは身になる!!
時間だけは、どんな人にも平等に与えられてるものだから、有効に使ったもん勝ちだろうね、こりゃ
常に、謙虚に。
いじられ役になったらしめたもん。
いじられ役を、楽しくこなせれば、一段階成長。
いじり役より、いじられ役のほうが1000倍難しいんだ。
ふっと、春を感じるようになった。今日は全く感じなかったけど。
今年の冬は、寒かったなあ。
毎年こんなだったっけな。
暖かくなるのが、こんな待ち遠しいのは、たぶん初めてだな。