裁判所パート２

今日は裁判所に来ています。
性別変更の申し立てをして、
今日が面談の日になりました。


そうそう一ヶ月前に
タイで手術してたんですね
今でも少し痛みはありますが、
ちょうど一ヶ月まえの術後の激痛と比べればもう赤ちゃんくらいです。
赤ちゃん本舗ですよ。


思い起こせば今から７年前２２歳の１１月にホルモン注射を始めました。
それから声変わりヒゲが生え様々な副作用といわれる身体の男性化が始まりました。

男性化のうれしさとの反面、
社会との溝が大きくなってきました。
「女なのに男にしか見えませんね」

「男のだと思ってました、女性だったんですね、失礼しました」

そう言っている人を責める事はできません。
たぶん自分も見た目も声も男でも性別が女だったらそりゃ驚きますわ。

それから男性と社会で生活して行くようになりました。
嘘をついている、ダマしている
正直うしろめたさみたいなものはずっとあります。
女ってばれないようにばれないように細心の注意を払い、発言にも気を配る。

まっ、仕方ないかな。

役所や病院、銀行など身分証明書を提示する場面では気まずいしね。
なんだかんだ言って身体は男、性別は女でここまで生きてきました。
なんかコナンくんみたい。
頭脳は大人、身体は子供、名探偵コナン

コナンくんも同じ悩みを持っているのかな？


そろそろ面談の時間なので
いってきます

胸の状態

どうもお久しぶりです。

手術から今日で３週間と２日経過しました。

どう？

この絆創膏。

Ｙ病院のパープルさんが器用に一枚一枚貼ってくれたんです。

この絆創膏は自然にはがれるまでほっとくことにしています。

にしても左右乳首の位置が違うね。

左胸が腫れぼったくなってるんだよね。

なんだか不安すぎて

インターネットで同じ胸の手術をした人たちの画像を

めっちゃくちゃ見まくったよ、それは津波のように

そしたら　ゆーつーぶ　に結構のってて、

多くは白人さんなんだけど、

きれいな人もいれば

超爆乳垂れ下がりバージョンをぱっくり横１０ｃｍくらいに切ってる人もいて

千差万別ですな、人の胸って。

いろいろ見てて、

結果胸筋を鍛えればいいみたいな感じ。

ゆーつーぶ　を見ながらそう思った。

ゆーつーぶ　見ててなんか胸の動画だと思ってクリックしたら

ボディービルダーの動画で

無駄に５分くらいポージングしている動画を見てしまったよ。

その５分返して

裁判所

今日は裁判所に行ってきました
なぜって？
そりゃあ、性別変更の申し立ての為でございます。

今じゃ当たり前になった

性別の変更

一昔前なんて考えられなかったことですね。
これは一重に性同一性障害の先輩方の努力のおかげだと思っております。
この場をお借り致しまして心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

今日行った裁判所の
総合案内に座っていたおっちゃんに手続きについて質問しました。すると
「えっ？戸籍の性別を女から男？
それはできないと思うな。」

おいおい
まさかの回答にビックリ
「何年か前からできるようになってますよ、カルーセル真紀さんとか」
って言ってもおっちゃんはわからなかったようで
「他の職員に聞いてください」

………　　。
全く関わりがない人達には
性別の変更って
寝耳に水なのでしょうか。

それから手続き案内室に行って聞いてみました。
「性別の変更をしたいんですが、書類とかありますか？」

おじいちゃんが相手してくれました。
ゆっくりとした手つきで
え大丈夫？
って思ってたけど
ちゃんと書類持って来てくれました。

それから申立て書に書き込んで
受付に提出しました。
受付のおっさんは
「２週間以内に連絡がありますので」
ってことで受付終了です。

後は連絡を待つのみです。

ホントに金のこと言うのもなんだけどこの申し立てで必要な物の中でさ
収入印紙８００円はまあわかるわ、
でも切手３３００円分って何に使うんだよ
どんだけ郵送すんだよ、
どんだけ重い書類だよ、
ホント、性同一性障害って
病気とかじゃなくて
お金で性別が買える資格って感じ。
全部でいくらかかった計算してみたいものだよ、本当に。
申し立てするのに
住民票、戸籍謄本、改製原戸籍も必要で、これを取得するのにもタダじゃねーから。
普通に生きるのにお金必要なんだね。


そうそう、
明日から仕事します。
３週間のブランクや、
術後の腫れや傷が心配ですが
流暢に生活ができる程の余裕がないんですわ。
また働きマンに変身です。

次は結婚資金を稼がねば

ではまたね