今日はGW最終日。
昨年に引き続き、外出自粛が求められる中での連休でしたが
皆さんはどのようにお過ごしでしたでしょうか。
自分は今年は
美味しいものをひたすら食べている連休でした(笑)
B級グルメに、イタリアンに
ケーキ・和菓子に
デパ地下のお惣菜に、、、
全部おいしくてたまらなかったですね〜
というわけで
明日からたくさん運動しないとですね。
言葉にしながらも危機感は全然ないです、、、
言うだけで終わらないように頑張ります(笑)
さて、今日の本題は
自分の大好きな作家の湊かなえさんの本です。
『Nのために』
5〜6年前にドラマ化もされたお話になります。
自分はドラマで知って後に小説を読むという流れでしたが
まあ、そこは人それぞれで。
「読書記録」と書いてありますけれど、
個人的にはドラマが好きだったりします(笑)
というのも
原作にはない、サブストーリーみたいなものが追加されていたり
主題歌・挿入歌・BGMが
ストーリーを際立たせていたり
要所に出てくる風景の映像が綺麗だったり。
原作にアレンジを加えると
批判されがちですが、
このドラマは成功した良い例かと。
それともう一つ。
主演の榮倉奈々さんと賀来賢人さんご夫婦が
共演しており、このドラマがきっかけで交際を始めたとの噂も、、、
芸能ゴシップには
普段なら全く興味の無い自分でも
このお二人の結婚報道にはびっくりしたものです。
サブ要素の紹介で
少々興奮気味に書いてしまったので
前置きが長くなりましたが
この物語は結論から描かれており、
そこに至った経緯が徐々に明らかになっていく
というストーリーです。
この構成だけでワクワクするものです!(少なくとも自分は!)
とある殺人現場に居合わせた
人たちはみんな顔なじみで、
その中の幼馴染の二人は
過去に別の事件の現場にも二人で居合わせていたのです。
事件事態は現場にいた犯人の自首により
一件落着として片付けられているわけですが
そこの真相が徐々に暴かれていくわけです。
(ドラマの場合はとある島の元駐在員が真相解明に動き回ることになります。)
過去の別の事件とは、、、
幼馴染の二人が出身の小さな島で起きた火事のことです。
その当時、それぞれ家庭の事情で
それぞれに深い心の闇を抱えていたわけですが
そんな中、幼馴染の一人(男の子=ドラマ版では窪田正孝さんが演じています)
の実家が火事になってしまいます。
その時、幼馴染のもうひとり(女の子=ドラマ版では榮倉奈々さんが演じています)
が明らかにかばっている様子でした。
その事件をきっかけに
この二人は疎遠になり、
別々の道を進んでいくことになります、、、
数年後、偶然に再開し、
物語がさらに展開されていくわけです。
大元の結論である殺人事件へのつながり、
この物語のタイトルでもある「Nのために」のとおり
幼馴染の二人だけでなく、
その場にいた全員が
「誰かの。’N’のために。それだけを考えていた」
単にストーリーを楽しむのも良いし、
自分みたいにドラマの他の部分を楽しむのも良いし、
ですが、
この物語の主題にも近い
「究極の愛とは」ということについて
描かれている部分にフォーカスするのも面白いです。
榮倉奈々さん演じる主人公は
究極の愛とは?という問いに
「罪の共有」と答えています。
誰かの罪を被ってあげるわけではなく
半分、引き受け、
誰にも気づかれずに黙って身を引く。
もちろん、罪をもらうその相手にも。
この考察を文字に起こしてしまうと
自分の文章力では安っぽくなってしまうので
読んで(または観て)感じて欲しいと思います。
全体を通して、
感動というより
心にしみるという言葉が合うような物語でした。
昨年、自分がどん底のときには
主人公のことを思い出して
なんとかしなきゃと思えたものです。
主人公の出身の島で
父親が愛人を自宅に連れ込んで
家を追い出されて
母親が精神的に参ってしまい。
まさにどん底です。
そのときに「下は見ない。上を見る。」
という言葉を口にしていました。
高いところから色んな景色を見てみたい
という思いがあったからこその
なんとかしてやるということが思えたのかなと。
自分もそこに強い共感を得ることができました。
苦しいことがあったけれども
高いところか色んな景色を見たい。
という思いで頑張れたのかも知れないです。
このままで良いや。
こういう道で穏やかに過ごすのも悪くないかも
ということを否定は絶対にしません。
それも一つの正解だと思いますし
体調を崩すくらいなら
すぐに逃げてほしいものです。
でも、自分の性格はそうではありませんでした。
今の会社に入社した時も
「同期で一番になりたい」と思ったり
今は
「FIREを通して、色んな世界を見てみたい」と思ったり
精神的に強いわけでは無いくせに
思いだけはいっちょ前らしいです。
だからこそ、くじけることは多いかもです。
でも「下は見ない。上を見る。」
という言葉を時々思い出して頑張れたらなと。
自分の決意表明みたいな部分が多くなってしまいましたが
この本・ドラマは
今でも自分の中では
好きな物語トップ3にはランクインするお話です。
前述の通り、
音楽も風景も素晴らしいので
ぜひ読んで(見て)ください!
五感を使って物語を感じてもらえたら
きっと何か心にしみるものがあるのではないかなと思います。
これからも自分は
この物語に助けられることが多い気がします。