ふっ、そこに居たのか4時間半。
かれこれ3年越しだぞお世話になりますこんにちは!
ただ、スタートから約5㎞、6分ギリ切ってますけどちょっとペースが速くないですか?
ちょっとおまえこっちこい、そう、そこに直れ。
あのな、おまえ4時間半めざすランナー舐めてるだろ?あん?
おまえはいいよ、キラキラした体躯してからに。
だがな、おまえの周りよく見てみろ、中年ハゲしかいねーだろうがっ!
…俺の事はいいんだよ、…だからぁ、いいんだってのっ!
ゴホン、ゴホン…でな、こんなペースで俺らがあのバカみたいな坂クリアできるわきゃーねえだろ?
少なくとも俺は持たねーな、先に行っていいよ。
まあすぐに会うことになるからさ、そこではちゃんと刻んでろよ。
マジで付いて行くの無理!
はぁはぁ…きょ、今日いちの、め、め、はぁはぁ…名言です!
はあ…ハハ・・・。
おそらく何言ってんのかわからないオジサンにたじろぐ女性。
いや、本当にコレ!晴れてありがとうだよね。って思ったんだよ素直にさ。
すでに4時間半ペーサーの姿は見えない関彦橋(かんげんきょう)の坂にかかる。
ここまでは予定通りのペース、きっちりとマネージメントしプログレスはオンスケ…。
…もういいか。
しかし暑い、もうちょいペース落とすか。
余力はしっかり作る、ここからは名物彦島大橋地獄坂、
どうだい?
今年の俺は「計画的」だぜ?
つづく


