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 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県は3日、山中に取り残されているとみられる行方不明者は16人と発表した。
 しかし、現場は降り続く雨のため、警察や消防、自衛隊は3日の捜索活動中止を決定。台風18号も接近しており、地元の同県木曽町役場などは土石流に対する警戒を強めている。
 これまでに発見された47人は全員が搬送され、死亡が確認されている。同県警によると、噴火が起きた9月27日に入山予定としていた登山届は303人分あり、うち5人の安否が分かっていない。また木曽町役場によると、全員が御嶽山に行ったかどうかは不明だが、19人の家族らが連絡が取れないと届け出ている。
 県は2日夜、捜索実施の判断基準を策定。土石流などによる2次被害を防ぐため、雨がやんでから3時間経過した時点で土壌が安定したことを上空や地上から確認し、その後7時間降らない見通しがあることを条件とした。
 2日の捜索も雨のため午前中に中止された。4日以降、活動が再開されれば、これまでも捜索した登山道周辺を改めて重点的に調べるほか、登山道から外れた場所も確認する。
 長野地方気象台によると、御嶽山周辺の雨は2日から降り続き、3日午前10時までの24時間雨量は42ミリ。この雨は日中も続く見通し。
 噴火による降灰で通常より少ない雨で土砂災害が発生する可能性があり、国土交通省は同県王滝村や木曽町の川に、監視カメラや緊急的な砂防えん堤の設置を進めている。