私と自閉症
⚫︎はじめに先生に「あなたはグレーゾーンではなく、自閉症です」と告げられました。生まれた時から生きづらさを感じ、周りの人が当たり前にできることが、自分にはうまくできないことにずっと葛藤していました。何度も精神科や心療内科を訪ね、28歳のときに正式に自閉症と診断されました。この記事では、診断時にどのようなことを聞かれたかや、現在服用している薬について書き、同じように悩んでいる人たちの助けになればと思っています。⚫︎診断時に聞かれたこと①幼少期の頃、周りからどんな子だと言われていましたか?・落ち着きがない(じっとしているのが苦手で、今でもソワソワしてしまう)・忘れ物が多い(興味のない習字道具を毎週のように忘れていた)・こだわりが強い(興味のあることにはとことん没頭する)②今はどんな人だと言われますか?・行動力がある(気になったことにはすぐに行動する。紹介されたものはだいたい試している。たとえば、有名な親子丼の店を紹介されたとき、次の休みに3時間待って食べに行ったり、赤穂まで行って塩を作ったことがある)・こだわりが強い(仕事でデザインをするとき、ミリ単位の誤差が気になってひたすら調整していると指摘された)③ご両親はどんな人ですか?(遺伝の影響が強いと思われるため)・両親もこだわりが強く、じっとしていられないタイプでした。④自分ではどんな人だと思いますか?今、どんなことで悩んでいますか?・電車に乗るのがストレス・予定外のことが起こるとつらい・多動性が抑えられないことがあり、毎日ジムに行かないと落ち着かない・こだわりが強い(気になり始めると止まらない)・興味のあることには異常な集中力を発揮するが、オンとオフの切り替えがうまくできない⚫︎服用している薬・アルプラゾラム錠0.4mg「アメル」⚫︎最後に私は自分が発達障害だと確信していました。ネットで見かけた診断結果はすべて当てはまっていたからです。20歳の頃から何度も心療内科やカウンセラー、精神科を受診しましたが、28歳でようやくはっきりと診断を受けました。今までなぜ診断されなかったのか、不思議に思っています。私は曖昧なことがあまり得意ではなく、はっきり言われないと理解できないところがあります。だからこそ、先生に明確に言ってもらえて、胸が痛む思いもしましたが、それまで抱えていたモヤモヤが晴れて、気持ちが楽になりました。先生には、「電車に乗ること以外で特に強い困りごとがなければ、不安を軽減する薬を服用して様子を見ましょう」と言われました。振り返ってみると、得意なこと以外はうまくいかず、「なぜ自分は普通の人と違うんだろう?」「どうして普通の人ができることが、自分にはできないんだろう?」と悩んできました。今、28歳の自分に「大丈夫だよ」と声をかけてあげたい気持ちです。もし、同じように悩んでいる人がいたら、私の体験が少しでも役立てば嬉しいです。薬を飲むと、健常者の感覚がどんなものかが少し分かる気がします。(常にイライラしていた自分が落ち着くのを感じます)