選手権に三鷹旋風【全国高校サッカー選手権】 | がんばれ少年・少女サッカー!

選手権に三鷹旋風【全国高校サッカー選手権】

第86回全国高校サッカー選手権は今日の3回戦を終えベスト8が出揃った。
ベスト8には選手権の常連校、強豪校が出揃う中でひときわ異彩を放つのが東京B代表の都立三鷹高校である。
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都内ではベスト8~16の常連校ではあるが、選手権全国大会は初出場の都立高が堂々と全国ベスト8に名乗りを上げた。
我が家がある杉並区に隣接する三鷹市の高校なので評判を聞きはするが、どとらかと言えば学業が優秀で入学への難易度が高いとか、中高一貫校に指定されたなど勉強面での話を聞く事が多い学校である。
しかしサッカーも盛んな地域に囲まれていることもあり部員も豊富なサッカー部である。
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都立高校ながらメンバーの出身チームにはFC東京U-15むさし、横河武蔵野JYなどジュニアユースの強豪チームからもメンバーが加入しています。
杉並区のSFC、大宮ソシオ、昌大SC、Forza02などの出身選手も在籍し親近感の沸くチームです。
チームを指揮する山下監督は大会前に『勝ち進むのは帝京さんに任せて僕たちはしっかり経験を積みます』と言っていたようですが、あっと言う間に3勝を挙げ32回出場の名門帝京高校との立場が逆転してしまいました。
次はベスト4を賭けサッカー王国静岡代表の藤枝東高校との対戦となります。
同じ公立高校の対戦ですが、ジュニアユース世代の下部組織(藤枝東JY)を編成している藤枝東高校は置かれている環境は大きく違います。
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ここまで無欲の挑戦者として勝ち上がった都立三鷹高校サッカー部には最後まで挑戦者として堂々と全国大会を戦って欲しいと思います。