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Navigation 60 「水の妖精」


アリシア「・・・ あの頃の楽しさに囚われて

今の楽しさが見えなくなっちゃもったいないもんね」

あの頃は楽しかったじゃなくて

あの頃も楽しかった ・・・よね」



アテナ「うん

きっと 本当に楽しいことって

比べるものじゃないよね」



アリシア「あっ

でも ワンポイントアドバイス

今 楽しいと思えることは今が一番楽しめるのよ

だから いずれは変わっていく今を

この素敵な時間を大切に ね」


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Navigation 59 「未来」



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灯里「今やっとわかりました

私もずっと怖かったんです

アリスちゃんの飛び級昇格

藍華ちゃんの昇格と支店長就任

アリシアさんの結婚と協会栄転

そして私の昇格

どれも幸せで とても嬉しいことなのに

もう二度と会えなくなるわけではないはずなのに

変わっていくことがどうしようもなく不安で怖かった


たぶん私はこの大切な時間と居場所が

ずっと変わらずに続いていくんだって

心のどこかであたりまえのように思っていたんです

だから それが変わってしまうのが怖くて

立ち止まろうとしていました


一緒に歩いている時は

みんな同じ道を歩いているように感じます

だけど本当は違う

みんな それぞれ違う自分だけの道を歩いているんです


その道は始まりも違えば終わりも違う

けっして同じではない

自分だけのそれぞれの道

でも私は その道を立ち止まることもなく

歩き続けてきたから

火星(アクア)に来れてARIAカンパニーに入社できて

アリシアさんに・・・

みんなに出逢うことができました


だから私 もう立ち止まりません

この道の続きに待っている

みんなの素敵な未来に出逢いたいから


アリシアさんが現役を引退するって教えてくれたあの日・・・

もっと素敵な未来の自分に逢いに行くって

決断をしたんですよね?

なら 私にその別れ道まで笑顔で見送らせてください

さよならのその瞬間まで・・・

私 笑顔でいたいんです」



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Navigation 50「課外授業」


アリス「アリシアさんはどうして叱らないんですか?

灯里先輩が言ってました

アリシアさんが起こったトコを一度も見たことがないって

どんなに深刻なミスを後輩がしても叱らないんですか?

それって冷たいんじゃないですか?」


・・・


アリシア「うん 多分ね

「違う」「違う」と叱り続けていたら

間違えるのがだんだん怖くなって

最後には身動きできなくなっちゃうと思ったの

もし一緒にスイカ割りをするなら

「そっちじゃない」「そっちじゃない」ではなく

「こっち」「こっち」と声をかけ続けるわ

それが私のやり方」


アリス「・・・でも もしいつまでも失敗し続けたらどうするんですか?」


アリシア「うん その時は私も一緒に

自分自身の勉強不足を大いに反省するわ

だって私も不完全な一人の人間だもの

先輩として後輩を指導する時に

どうしても上手くいかないことも起きる

そんな時つくづく思うの

ああ 教えることと教わることって実はとっても似ているんだなって

だったら私にできることは灯里ちゃんと一心同体になって

たんと挑戦して たんと失敗すること

そして最後の最後は一緒に

たんと喜びをわかちあいたいの」



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Navigation 49「春夏秋冬」


アリシア「本当 灯里ちゃんはまっ白なのよね

まっ白だからありのままに素直に世界の色を映し出せて

誰もが つい見過ごしてしまうささやかな色にも染まれて

無限大の素敵を見つけることができるのね

灯里ちゃんこそ本当の

スノーホワイトなのかもね」



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Navigation 48 「トラゲット」


杏「一人前(プリマ)の昇格試験に落ちるたびに

水先案内人としての自分がどんどん否定されていくみたいで

辛くて 苦しくて 悲しくて だんだん怖くなっていって

気が付くとどんどん委縮して硬くなっていっちゃうんです。

でも それじゃダメ

がちがちに硬くなっちゃったら今の自分の形を変えられないし

何も吸収できなくなってしまう

他人を変えることはできなくても

自分を変えることはできるもん

今のあたしが未熟で足りないのなら 足せばいい

だからあたしは やわっこく やわっこくなりたい

やわらかければどんな形にだってなることができる

どんなものだって吸収することができる

そうしたらあたしは何にだってなれる

そう 憧れの一人前(プリマ)にだって

きっとなれるって思うんです。」



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Navigation 47 「エピファニア」


アテナ「ねえ アリスちゃん

大人になるのはつまらないって思ってる?

それって とってももったいないわよ

確かに子供の頃は楽しいことが向こうからどんどんやってくるわ

でもね いつも いっぱいいっぱい」


アリス「いっぱいいっぱい?」


アテナ「うん いっぱいいっぱい」


アテナ「でも 大人になればそれまで見えなかった

素敵な世界に気づくことができる

いつも いつでも いつまでも

どこでも どんなことでも どこまでも

自分の心ひとつで

自由自在の変幻自在で楽しめるのよ」


アリス「自由自在の変幻自在・・・

魔法みたいですね?」


アテナ「うんっ 素敵な大人になれば

いつもただ待っているだけじゃない

魔法をかけて魔女のベファーナ 自身にだってなれるのよ」



アリス「それは・・・

でっかい どきどきわくわくです」


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Navigation 33「鏡」


人間関係で困っているアリスに対してアテナさんの助言

鏡の前にて



アテナ「鏡・・・  アリスちゃん映ってるね」


アリス「当たり前です 鏡は自分の姿を映すものです」


アテナ「みんなが自分を嫌っていると感じるのは

自分がみんなを嫌っているから

ううん アリスちゃんの場合は 怖がってる・・・かな?」


アテナ「笑っている人の前では自分も楽しくなるし

委縮している人の前では自分もつい緊張してしまう

鏡も自分の姿を映すように

人もまた自分の心を映すのよ


アテナ「笑ってごらん

そしたらアリスちゃんの前にいる人もきっと

笑い返してくれるわ」


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Navigation21 「郵便屋さん」



郵便屋さん

「手紙ってやつはよ

受け取っただけでも嬉しいんだけんど

開ける時の宝箱みてーなあの感覚がまたいいんだな

何より 内容によっては一生 ―――

手に触れることのできる宝物になりやがるんだ」


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Navigation 19「伝説の大妖精」




藍華「立派な一人前(プリマ)になれるよう

グランマの貴重なご助言をお与えくださいっ」


グランマ「あなた達から見て アリシアはどう?」


藍華「軽やかな梶さばき 変幻自在な操船術

本当に何から何まで超一流な 当代随一の水先案内人だと思います

きっとグランマの一番弟子として血のにじむような努力を重ねたから

アリシアさんは火星(アクア)の水先案内人の一番星になれたんですよねっ?」


グランマ「あらあら

そりゃ私なりに指導はしたけれど

あの子が今日の地位を築けた理由は別にあるわね

あの子は何でもかんでも楽しんでしまう名人なのよ」


藍華「・・・楽しむ?」


グランマ「そう」


藍華「たったのそれだけなんですか?」


グランマ「そう たったのそれだけ」


藍華「・・・でもそれだけじゃ

苦しい時や悲しい時はどうすれば?」


グランマ「そんなモノは より人生を楽しむための

隠し味だと思えばいいじゃない

自分の中で変えてしまえばいいのよ

何でも楽しんでしまいなさいな

とっても素敵なことなのよ

日々を生きてるっていうことは

頑張っている自分を素直に褒めてあげて

見るもの聞くもの触れるもの

この世界がくれるすべてのものを楽しむことができれば

この火星(アクア)で数多輝く水先案内人の

一番星になることも夢じゃないわよ

とっても簡単なことなのに

みんな つい忘れがちなのよね」



”そしてグランマは優しい星明りの下

素敵な微笑みを私達にくれました”





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Navigation 16 「ネバーランド」


灯里が火星(アクア)の綺麗な砂浜を眺めて、

「私にとって火星(アクア)は本当にネバーランドなのかもしれない」


と言ったときのアリシアさんのセリフ



「 それはね 灯里ちゃんが素敵だからよ

どんなに豊かでも不幸な人はいるし

どんなに貧しくても幸せな人だっているわ

結局本人次第なのよね

幸せを決めるのって

灯里ちゃんが素敵だから

この世界がみーんな素敵なのよ 」