元気です。おぱんだです。
来週からテストです。
今回はやばそうでやばくないと思いきやひとつふたつ落としそうです。
でも落としても来学期とればいいだけなんで
緊張感がありません。
それだけです。
その1から読まなくてもだいたい一緒だからいいよ!

はい。じゃあベスト10いってみよう!

10位
山椒大夫

森鷗外原作、溝口健二監督の作品。超有名。
これは泣くよ。これみて泣かない人は家族を恨んでる人だよ。
家が燃えちゃう映画シリーズですね。家じゃなくて屋敷だけど。


9位
狼たちの午後

シドニー・ルメット監督。今年殿堂入りかなんかしたんだよね。
これも泣くよ。これはでも私だから泣くのかも。
同性愛なのかGIDなのか微妙なところな映画。
それ以外も面白いところもあるし社会的な側面もあるしよくばり食べ放題的な映画かも。
食べ放題だけどちゃんときっちり食べきった感じ。


8位
ミルク

ガス・ヴァン・サント監督。ガス・ヴァン・サント監督ははずれなしですね。
同性愛者であることを公表しながら初めて公職についたハーヴェイ・ミルクさんの映画。
なんのために生きてるのか。なんのために頑張ってるのか。そういうところがぐいぐい出される。
without hope, life is not worth living
って言ってました。私もがんばりたいです。


7位
博士の異常な愛情 または私はいかにして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか

スタンリー・キューブリック監督。
バカじゃねーの!ハハハ!…ん?
みたいな。ただ笑うだけじゃないですよ、みたいな。
シニカルで意地の悪いコメディだってウィキペディア書いてあるらしいよ。
この作品があるせいで他のブラックユーモアSF映画は最高の映画にはなれないですね。かわいそ。


6位
フルメタル・ジャケット

スタンリー・キューブリック監督。
どっちともよかった。ランクインしてないけどアイズ・ワイド・シャットも面白かった。
これはもういいでしょう。半分くらいが有名なシーンだし。
ハートマン軍曹役になるはずだった人がベトコンを殺すシーンが好きですね。
あと最後の難しいシーンは私の人生のテーマの一つである男と女とは何かみたいなところにも関わってきて
見るべきポイントが多い映画だと思います。きゅーぶりっくだいすき


5位
バッファロー'66

ヴィンセント・ギャロ監督。あと主演と音楽と脚本。
ヒューモラスでコミカルでもある筋はわりとどうでもよくて、
女の子がかわいいの。ぽっちゃりの子。
かわいいよね。
ボウリング場でいきなり踊るシーンは脳にダウンロードして眼の中で再生し続けたいレベル。


4位
ソドムの市

マルキ・ド・サド原作。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督。
これはこのブログに感想を書きました。
http://ameblo.jp/frying-panda/entry-10433845694.html
こうやって観る人の胃を痛めるっていう形であっても、
観る人の心を外から攻撃してくるものこそが本当の芸術じゃないかって思ってるんですよ。
だからこういう映画に出会えたっていうのは大きいと思うし、
そろそろもう一回見たいです。
でもうんこ食べるのはやだな。


3位
マイ・プライベート・アイダホ

ガス・ヴァン・サント監督。はずれなしのガス・ヴァン・サントと覚えてください。
逆にどこに評価できない点があるのか訊いてみたい。
完璧な映画だと思います。
ジュテームもわ何とかと同じ三角関係てきなあれが出てきます。
イタリアにもいきます。
エンディングのスタッフロールまで全部素晴らしい映画です。観ましょう。


2位
バートンフィンク

コーエン兄弟監督。
これはすごい映画。廊下が燃える映画の中では間違いなく最高の映画。
廊下が燃えるし壁紙は剥がれるし、うわー!
うわー!
え?
みたいな映画ですね。最高です。
観る人とか観方によっていろんな解釈ができちゃう。でそれはたぶん全部正解。
それは自分が見た夢(寝てる時見るほう)に正しい解釈がないのと同じ。
これ観たのと観てないのとじゃあ大人度が一段階違うんじゃないかな。


1位
悪魔のいけにえ

トビー・フーパー監督。
え、これが1位?これはないんじゃないの…?
たしかにちょー怖かったけどさー。
でも怖い映画のなかで一番怖いっていうのは
さっきも書いたような、観る人の心に攻撃するっていう点ではもっとも芸術的な映画であると言えるし、
最初っから最後まで怖くて、
でも一番最後のシーンでお姉さんは笑ってるっていうのが
まるで人生そのものであるかのような印象を受けたんですよ。
だからこれが2010年の1位です。


かっこよく決まりましたね。
2011年は100本見たいです。
では、来年もおぱんだとふらいぱんをよろしくお願いします。