明日への飛翔

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「ないものよりあるものに気づくと一瞬で幸せになれる」
 
結局のところ、人生で手に入れる物はすべて、最終的に手放すことになります。
手にしているとはいえ「一時的に手元にある」という状態です。
 
手に入れたお金は、死ぬときには手放します。
 
手に入れた家も、死ぬときには手放します。
 
手に入れた土地も、死ぬときには手放します。
 
資格も学歴も肩書も、何もかもです。
 
人生を通して手に入れた物すべて、死ぬときには手放さなければなりません。
それが、この世の定めです。
 
絶対に逆らえないルールです。
価値は、自分で決めることが大切です。
 
しかし、どんなに価値があると思っても、最後には手放す覚悟が必要です。
 
人生で手に入る物はすべて、手放すのが前提です。
 
そのことを意識しながら、物を手にして、触れ、楽しむのです。
 
物は、生きている間だけ楽しむ、便利な道具です。
娯楽用の、おもちゃのような物です。
レンタル品です。
 
手放す事実に気づいた瞬間、欲は小さくなります。
 
欲の出しようがないのです。
どうせ人生の最後に手放すのですから、必死にならなくなります。
 
価値ある物を手に入れるのはいいのですが、手放すのを前提で、手に入れることが大切なのです。
 
あらゆる物は、手放す前提で、手にする。
 
すべては、宇宙の所有物。
 
 
本当のことを言えば、あなたの所有物は、あなたのものではありません。
 
相手の所有物も、相手のものでもありません。
 
これは配偶者もパートナーも恋人も子供も孫もです。
 
究極の視点から見れば、この世に存在するすべては、人ではなく、宇宙の所有物です。
 
私たちの体ですら、宇宙の一部なのです。
 
私たちは、すでに宇宙にある物質を、組み合わせたり組み替えたりしているだけです。
 
「この世に存在するすべては、宇宙が所有している」と考えるのが合理的です。
 
古代の人々、縄文人は自然界に生かされていると信じ、自然を壊さず、自然に感謝して暮らしていました。
 
 
 
 
自然界の相手である森や動物や海に感謝し尊敬し、対する人間にも感謝し尊敬し、くい違いがあればチャランケとして何日間も話し合い、お互いを理解して争わずに暮らしていたのです。
 
 
文化人類学者や考古学者が研究をして、縄文人は1万年の間、戦争をしないで平和に共存していた事が分かっています。
 
 
宇宙の所有物と思えば、地球上における所有権争いは、愚かなことであると気づきます。
 
 
 
 
 
宇宙からお借りしている物を「自分の所有物だ。誰にも渡さない」と主張して、不毛な争いを繰り返しています。
それが戦争ではありませんか。
 
「自分の所有物」と主張する以前に、そもそも自分の所有物ではないのです。
 
真実に気づくことです。
「すべての物は宇宙の所有物」という意識を持つことが大切です。
 
ない物を探すのは、不幸になる悪い癖。
 
おそらくあなたは、大金を持っていないでしょう。
 
プール付きの豪邸もなければ、別荘もないでしょう。
 
大きな名声や名誉もないでしょう。
 
テレビ、雑誌、インターネットなどのメディアによる影響で、豊かなことばかりに目がいきます。
 
他人の豊かな様子を見るたびに、自分と比べてしまい「足りない物事」ばかりが気になります。
 
妻がいない、旦那がいない、パートナーがいない、恋人がいない、愛してくれる人がいない、愛する人がいない。
 
常に無いものばかり探しているのです。
 
だから幸せになれないのです。
ない物を探すのは、不幸になる悪い癖です。
 
人生は、有限です。
自分にない物を探しているうちに、人生が終わってしまいます。
 
ない物を探すのではなく、ある物に目を向けましょう。
 
ない物を探すのは、今日で終わりです。
 
「自分にはそれほどの物をたくさん持っていない」と思いますが、実はすでに、たくさんの物を手にしています。
 
まず、命があります。
体があり、顔があり、手足があり、体力があります。
 
知識があり、知恵があり、思い出があります。
 
家族がいて、友人がいて、先輩や後輩がいます。
あなたを好きな人がいます。
 
時間があり、未来があり、希望があります。
 
やる気があり、勇気があり、度胸があり、行動力があります。
 
ほら、こんなにたくさんの物が、あるのです。
 
人生を元気よく歩むために、十分な豊かさです。
 
すでにある物を頼りにして、今すぐ歩み始めましょう。
 
前に進んでいくうちに、さらに新しい物を手にします。
そうです、進むのです。
 
新しい物を手にすることで、もっと前に進みやすくなるのです。
 
多くの人が「幸せになりたい」と考えます。
 
幸せになろうと思うことは、ごく普通の考えに感じますね。
 
しかし「幸せになろう」と考えるほど、危険な考えはないのです。
 
「幸せになりたい」と思うのは「今は幸せではない」と言っているのと同じです。
 
今の自分を今の幸せを、否定しています。
 
すでに手にしている恵みから目を背け、手にしていない物ばかりに目を向けています。
 
今よりお金を稼ぐようになっても「もっとお金が欲しい」と言うでしょう。
 
今より名声を手に入れても「もっと名声を手にしたい」と思うでしょう。
 
「幸せになりたい」と思うかぎり、今の幸せを否定することになるため、いつまでも幸せにたどり着けないのです。
 
「幸せになりたい」は、永遠に幸せになれない考え方です。
 
では、どうすればいいのでしょうか。
今すぐ「自分は何て幸せなんだろう」と思うのです。
 
すでに手にしている恵みに、気づける考えです。
 
「今、幸せだ」と思えば、今すぐ幸せになれます。
 
幸せとは気づきの問題です。
 
幸せは、手に入れる物ではなく、気づくものです。
 
気づきの問題ですから、今すぐ気づけば、今すぐ幸せになれます。
 
あなたに肉体があるだけで、素晴らしい物を手にしているのです。
 
時間があり、健康があり、自由があります。
 
すでに自分が手にしている恵みに、気づきましょう。
 
気づきは、一瞬です。
時間はかかりません。
 
今から、あなたは、変わるのです。
あなたは、すでに幸せです。
この瞬間に幸せになってます。
 
あなたさえその気になれば、今すぐ幸せになれるのです。
 
(私たちの人生の教科書)