プーリア州ビトント市の音楽祭「トラエッタ・オペラ・フェスティバル」として、昨年より新たにプロジェクトを開始しました。まずはプーリアの作曲家ニコロ・ヴァン・ヴェストラウトを取り上げ、歌曲集楽譜刊行とCDリリースをしましたが、この企画は、東京アカデミーofミュージック(日本)アイディア・プレス(USA)、ディグレッシオーネ・ミュージック(イタリア)、TOF(イタリア)の四つの団体の国際協力により実現しました。

トラエッタ・オペラ・フェスティバルの音楽監督を務める指揮者ヴィート・クレメンテのピアノ、使用するピアノはイタリアのフェッラーリとも言われるファツィオーリ、録音はディクトレッシオーネ・ミュージック、配給はナクソス(USA・カナダ)、ストラディヴァリウス(イタリアを含むヨーロッパ)配給で、スイスでは週間販売数第2位を記録する好評を得たCDです。

そして今年のトラエッタ劇場でのコンサートのポスターです。↓


今年2018年も引き続き「プーリアサロン音楽」として、イタリアプーリア州ビトント市トラエッタ劇場 8月16日(日)のコンサートに出演する日本人歌手を中心に2枚組CDを録音・リリースいたします。

TOFのスタッフの根気の必要な細かな研究を通して、洗練されたプログラムとなったと思います。20名以上のプーリアの作曲家の49作品が収められますが、この新しい企画では、よく知られた作品のみならず、若い才能も関わって、このCDを一つに纏めて、次世代に繋がるような重要な意味のある企画となることと信じております。

このコンサートでご紹介する歌曲は、プーリアの宝ともいえる作品です。サロン音楽(歌曲)において、イタリア伝統の中心としての「サロン」とは、常に「音楽と言葉」の密接な融合が不可欠とされ、さらに言えば、プーリア人気質のように、肥沃な土地、荒廃した土地であっても愛情を注ぐ、又は、どんな時も常に子供たちへの愛情に満ちているといった「無条件の愛」のような作品です。900年代初期の作曲家(アッバーテ、ラ・ロテッラ、フィウーメ)から、現代まで、一貫した理想形が継承されています。ニーノ・ロータの弟子達といえる作曲家のオリジナル作品は、今回の為にTOFが委嘱したものです。

今回演奏される有名な作品も、新たに委嘱した作品にも、この純粋な音楽的なインスピレーションは、何世紀にも渡る歴史の流れの中で、大地、海、色彩、香りなどにより、常にイタリア、プーリアの特有の要素を与えられています。今回この企画に賛同し協力してくださいました全ての方に感謝しております。   


トラエッタ・オペラ・フェスティバル
 芸術監督 ヴィート・クレメンテ

東京アカデミーofミュージック
東京ムジカ
ジャパン・アプリア・フェスティバル
代表      須﨑木の実